スマホやパソコンが必須の現代、眼精疲労を訴える方が非常に多くなりました。

鍼灸院は病院、マッサージや整体などで改善しなかった方が来るので疲労レベルが高度な場合が多い場所です。

そのような場合でも首まわりの鍼で改善する方が多数です、がダメな場合には奥の手があります。

しかし根本解決にはスマホの時間を減らすなどの努力が必要です(毎日パソコン12時間したら○日しかもたなかったと・・・)

風邪が治った後も裸でいるようなもので、服を着たりなど工夫しないとまた風邪ひきになることは想像できると思います。

眼精疲労についても同じとお考えください。

眼疾患はほぼ同じ所に鍼をします

首・肩回り、こめかみの筋肉に鍼をして血行がよくなるよう、神経の圧迫が解消されるようにします。

それでダメなら奥の手、まぶた近くに鍼をします(眼窩鍼)

イラストで申し訳ないですが、(眼球をもちろんよけて)まぶたから目のくぼみへと極細の鍼を→の方向にそっと入れます。

私自身に毎日行っている方法ですが、もちろん鍼が苦手・信頼関係を築けていない方には使いませんのでご安心下さい。

軽いマッサージで対応します。

何回くらいで完治しますか?

疲労度は関係なく1回うけるごとに楽になっていきます。

眼精疲労の除去を鍼灸院でやるしかないとお考えの方は疲労度が高いので4~6回くらいが多数でした(カルテ上)

しかし現代ではPC・スマホやタブレットは必須なものであるがゆえに、完治状態にはなりません。

よって何回で治る?という質問には

現在のつらさは少し通っていただければ改善します、その後は疲労がたまりかけたら来てくださいとお伝えしています。

曖昧な表現ですが正直な気持ちです。