「朝起きたら首が回らない…」
「デスクワークのせいで首がガチガチ」
そんな首の不調に悩まされていませんか?
首が回らない原因はさまざまですが、
当院では筋肉のこりや血流の悪化によるものが多く見られます。
この記事では、鍼灸が首の可動域制限にどう作用するのかをわかりやすく解説します。
施術者(記事を書いた人間)紹介
鍼灸師:増田 真太郎(ますだ しんたろう)
国家資格:はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師/臨床経験:18年以上
こんにちは。鍼灸師の増田真太郎です。
私はこれまで、首や肩・腰の不調をはじめとする「慢性痛」や
「自律神経の乱れ」に悩む多くの方と向き合ってきました。
特に「首が回らない」「首の痛みで日常生活がつらい」といったお悩みを抱える方には
筋肉の深層にアプローチする鍼と、
観念論を排した江戸時代の実証主義的思想(古医方)を参考にした鍼灸
を組み合わせたオーダーメイド施術を行っています。
-
施術はしっかりとした刺激で早期回復を目指すやり方
-
必要に応じてセルフケアのアドバイスも実施
-
女性・ご高齢の方にも安心して通っていただいています
「もっと早く来ればよかった」と言っていただけるような施術を心がけています。
首の症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

首が回らない原因とは?
首が回らなくなる主な原因には以下のようなものがあります。
-
筋肉のこりや緊張(肩こり・首こり)
-
寝違えによる急性の炎症
-
姿勢の悪化やストレートネック
-
自律神経の乱れやストレス
-
頸椎症や椎間板ヘルニアなどの神経障害
この中でも、筋肉や血流に関わる要因に対して、鍼灸は特に高い効果が期待できます。

鍼灸が首の不調に効く理由
1. 筋肉の緊張を緩和する
鍼を使って首や肩まわりのツボや筋肉を刺激することで、
緊張をほぐし、柔軟性を取り戻します。
これにより、動きの制限が改善されやすくなります。
2. 血流を促進して回復を早める
首や肩が硬くなると血流が滞りやすくなります。
鍼灸によって血行が促され、酸素や栄養が届きやすくなることで、
炎症や痛みの回復をサポートします。
3. 痛みの抑制と自律神経の調整
ツボ刺激により痛みを和らげる神経伝達物質(エンドルフィンなど)の分泌が促されます。
また、ストレスで乱れた自律神経を整える作用もあります。
鍼灸が効果的な首の症状
以下のような症状に対して、鍼灸は特におすすめです。
✅ 寝違えによる首の痛み
✅ デスクワークでの慢性的な首・肩こり
✅ ストレスや疲労による首の可動域制限
✅ 姿勢の悪化による筋肉の硬直
実際の施術写真


硬直した筋肉に鍼をします。
鍼灸専門院にいらっしゃる患者様の多くはリハビリや整体、指圧などで改善がいまいちだったから・・・
なので必然的に奥深くの筋肉や関節近くに刺激をすることが多くなります。
注意すべき症状は?
鍼灸が万能というわけではありません。
次のような症状がある場合は、まず整形外科などの医療機関で診察を受けましょう。
-
手足のしびれや力が入らない
-
頭痛・めまい・吐き気を伴う
-
外傷後の痛みや発熱を伴う症状
-
神経や骨の疾患が疑われるとき
施術期間の目安
症状の重さや体質にもよりますが、次のようなペースが一般的です。
-
急性の寝違え:1〜2回で効果を感じる人が多い
-
慢性のこりや姿勢の問題:週1回の施術を3〜6回程度
-
継続的なメンテナンスとして、月1〜2回の施術を受ける方も増えています。
まとめ
「首が回らない」というつらい症状は、放っておくと悪化することもあります。
鍼灸は、筋肉のこりや血流の滞り、自律神経の乱れにアプローチすることで、自然な回復をサポートします。
つらい症状を我慢せず、東洋医学の力をぜひ活用してみてください。