親指の動きが気になる方へ ― 母指内転筋症と鍼灸の可能性

✅ 母指内転筋症とは?

「ペットボトルのキャップが開けづらい」

「親指と人差し指でつまむ動作がうまくいかない」――

このような症状がある方は、母指内転筋症の可能性があります。

母指内転筋は、親指を人差し指の方向へ引き寄せる筋肉です。

この筋肉に炎症や機能低下が起きると、

親指を使った細かい動作に違和感を覚えたり、力が入りづらくなったりします。


🔍 原因は?

母指内転筋症は、以下のような原因で発症することがあります。

  • 長時間のスマホ・PC操作

  • 手を酷使するスポーツや家事

  • 筋疲労や微細な損傷

  • 神経障害(とくに尺骨神経の圧迫や障害

とくに尺骨神経は母指内転筋を支配する神経であり、この神経の不調も原因として関わってきます。


🌿 鍼灸でお手伝いできること

鍼灸は以下の点で、母指内転筋症の改善に役立ちます:

🧠 神経機能の調整

神経伝達の正常化を促すツボに鍼を行い、尺骨神経の働きをサポートします。

💪 筋緊張の緩和と血流改善

患部の筋肉やその周囲に鍼を施すことで、筋緊張が和らぎ局所の血流が改善されます。


特に低周波パルス(電気鍼)を併用することで、母指内転筋の回復を促進します。

🌀 自己治癒力の引き出し

東洋医学的には「気血(きけつ)の巡り」が悪くなることで

痛みや不調が生じると考えられています。

鍼灸によって気血の巡りを整えることで、自然治癒力が高まり、回復を後押しします。


🗾 当院での対応と施術の流れ

伊東市にある城ヶ崎さくら並木の鍼灸院では、症状や生活背景を丁寧にお聞きし、次のような施術を行います。

  1. 問診・触診・動作確認

  2. 必要に応じて尺骨神経のテスト

  3. 鍼+電気治療(パルス)での局所施術

  4. 自律神経・血流調整の経絡治療


💬 実際に施術を受けられた方の声

✨「親指と人差し指で力を入れるのが痛かったのですが、鍼灸の後はかなり楽になりました。仕事でも支障が減ってありがたいです」
(40代・女性・手芸関係のお仕事)


📝 まとめ

母指内転筋症は、気づかぬうちに日常動作に支障をきたすことが多い症状です。

早めの対処が改善のカギとなります。

鍼灸は、筋肉や神経の状態を穏やかに整え、薬に頼らない選択肢として注目されています。

「もしかして…?」と思われた方は、ぜひお気軽に当院にご相談ください。


📍城ヶ崎さくら並木の鍼灸院

伊東市の城ヶ崎海岸へと向かう途中にある、完全予約制の鍼灸専門院です。

丁寧で安心な施術を心がけています。

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