仙腸関節(せんちょうかんせつ)ってどこ?
仙腸関節とは
「骨盤の中央にある仙骨」と
「左右の腸骨」
体重を支える大事な関節ですが、動きはとてもわずか。
こんな症状がある方は要チェック!
- お尻の奥にズーンと響く痛み
- 片側の腰だけが痛い
- 長時間立っているとつらい
- 椅子から立ち上がる時に痛む
- 妊娠・産後から骨盤周りに違和感
- 反り腰の姿勢がつらい
実は、
どうやって診断するの?【病院でも見逃されがち】
仙腸関節障害は「除外診断」と言われ、
見逃されやすいです。
しかし、以下のような
「徒手検査(手による検査)」
代表的な仙腸関節の検査法
- Patrickテスト(FABERテスト)
股関節を開いた姿勢で仙腸関節にストレスをかける - Gaenslenテスト
両足を前後に開いて骨盤にひねりを加える - 仙腸関節圧迫/牽引テスト
- ワンフィンガーテスト
当院では、これらの検査を組み合わせて丁寧に確認し、
鍼灸ではどう治療するの?
仙腸関節は深部にあるため、
当院では、以下のようなアプローチを組み合わせて治療します。
主な鍼灸アプローチ
- 関元兪・次髎・中髎など仙骨部への刺鍼
- 中殿筋・大殿筋・腸腰筋など支持筋へのアプローチ
- 骨盤の左右バランスを整える手技や運動療法
しっかり深部まで鍼を届かせることで、
ご自宅でできるセルフケア・対策
1. 骨盤ベルトの着用
- 特に動いたときに痛みが出る方は、骨盤をしっかり支える「
骨盤ベルト」が有効です - おすすめの装着位置:腰ではなく、骨盤(仙腸関節)に沿って巻く
- 起床直後や歩行・立ち仕事の時に着用すると効果的です
※長時間の使用は逆効果になることもあるため、指導のもと使いましょう
2. ゆるやかなストレッチ
【※痛みが強い時は行わない】
- 中殿筋ストレッチ(椅子に座って足を組み、前にゆっくり倒れる)
- 太もも前・後ろのストレッチ(腰を反らさないように注意)
3. 長時間の同じ姿勢を避ける
- 立ちっぱなし・座りっぱなしは関節に負担大
- 30〜60分に1回は軽く体を動かしましょう
こんな方はご相談ください
- 痛みが長引いて仕事や家事に支障が出ている
- 病院で「異常なし」と言われたけど痛い
- 産後の骨盤トラブルでお悩み
- 鍼灸で根本的に整えたい方
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院より
仙腸関節の不調は、見逃されやすいけれど、
当院では、痛みのタイプをしっかり見極め、
「もしかして私も…?」と思ったら、お気軽にご相談ください。
伊東市|城ヶ崎海岸駅徒歩6分
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院
ご予約・お問合せは [0557-51-3663またはホームページから]