皮膚疾患があっても安心!
鍼灸施術時のやさしい消毒方法
投稿日:2025年6月3日|執筆:城ヶ崎さくら並木の鍼灸院
皮膚が弱いから消毒で悪化しないかな?
アトピー性皮膚炎
乾癬
接触性皮膚炎など
さまざまな皮膚疾患をお持ちの方の中には
「鍼灸を受けたいけれど、皮膚に刺激が加わるのでは…」
と不安に思われる方も多いのではないでしょうか?
ご安心ください。
当院では、皮膚が敏感な患者さまに対して
刺激の少ない消毒方法をご用意しています。
敏感さんにやさしい!消毒方法
鍼灸施術では、衛生管理として消毒が欠かせませんが
皮膚が敏感な方には、消毒アルコールではなく
できるだけ刺激の少ない消毒剤
を選ぶことが重要です。
当院では、以下のような方法を取り入れています。
なぜ逆性石けんを使うの?
逆性石けん(ベンザルコニウム塩化物)は
皮膚刺激が少なく、肌のバリア機能が弱っている方にも使用しやすい消毒剤です。
強力な殺菌作用を持つことで
一般的に使われるアルコールやヨウ素に比べ、
皮膚への負担が少ないのが特徴です。
消毒アルコールが使えない方への次善の策として
鍼灸安全対策ガイドライン2020年版を参考にして使用しています。
皮膚の状態に合わせた個別対応も
鍼灸を受ける際には、毎回お肌の状態を確認させていただきます。
湿疹やただれがある場合には、消毒を避け、
患部周囲への施術にとどめるなど、症状に合わせた対応を行います。
まとめ:皮膚に優しい消毒方法は存在します
伊東市の「城ヶ崎さくら並木の鍼灸院」では、
お一人おひとりの肌の状況に配慮した施術を心がけています。
皮膚の弱い方や、過去に鍼灸で消毒刺激を感じた経験のある方も、どうぞ安心してご相談ください。