【肩甲骨の間が痛い!】その原因と鍼灸でできるケアとは?

こんにちは。


伊東市・城ヶ崎の「城ヶ崎さくら並木の鍼灸院」です。

最近こんなお悩みはありませんか?

  • 肩甲骨の間がズーンと重だるい

  • デスクワーク後に背中がつらい

  • 深呼吸すると背中が痛む

  • 何をしてもなかなか改善しない

それはもしかすると

「肩甲骨間の筋肉や神経のトラブル」

が原因かもしれません。


今回は

肩甲骨の間の痛みの正体や考えられる原因、そして鍼灸によるアプローチ

についてわかりやすくご紹介します。


◆ 肩甲骨の間の痛み、医学的にはどう考えられている?

肩甲骨の間(肩甲間部)には、以下のような筋肉や神経が集中しています:

  • 菱形筋(りょうけいきん)

  • 僧帽筋(そうぼうきん)の中部・下部

  • 脊柱起立筋の一部

  • 背側肩甲間神経(dorsal scapular nerve)

これらの筋肉や神経に負担がかかったり

緊張が続いたりすることで

慢性的な痛みや違和感が起こると考えられています。


◆ 肩甲骨間の痛みの主な原因

医学的・臨床的に考えられている主な原因はこちらです:

1. 姿勢の崩れ(猫背・巻き肩)

 

長時間のデスクワークやスマホ操作で、背中が丸くなりやすい現代人。

猫背になることで、肩甲骨周囲の筋肉が引き伸ばされながら緊張する状態が続き、痛みにつながります。

2. 筋膜の癒着やトリガーポイント

最近の研究では、「筋膜」の癒着や

「トリガーポイント(筋肉のしこり)」が

慢性的な背中の痛みの原因になることが分かってきました。

3. 内臓の反射痛の可能性

まれに、胃・膵臓・心臓などの内臓の不調が、

肩甲間部に関連痛として現れることもあるため、注意が必要です。


◆ 鍼灸によるアプローチとその根拠

鍼灸では、筋肉の緊張やトリガーポイントに対する直接的なアプローチが可能です。

また、血流や神経の流れを整えることで、慢性痛の根本的な改善が期待できます。

🔎 一部の研究報告:

  • 2020年に発表された研究では、肩甲間部の筋肉に対する鍼刺激が、筋緊張と自律神経の活動に好影響を与えることが確認されています。

  • また、トリガーポイント鍼治療が肩甲骨周囲の筋膜性疼痛症候群(MPS)に有効だったという症例報告も複数あります。


◆ どんな施術を行うの?

当院では、次のような施術を患者さまの状態に合わせて行っています:

  • 肩甲間部・肩周りの筋肉への鍼施術

  • 背部のトリガーポイントへのアプローチ

  • 自律神経の調整を目的とした経絡治療

  • 首の横にある肩甲骨間の痛みに関連する神経の出入口

  • 肩甲骨の痛みも肩甲骨間の痛みに感じる場合もあるのでそちらも

患者様のご了承があれば原因の可能性があるところのすべてに鍼をします。


◆ こんな方はご相談ください

 

 

  • 湿布やマッサージで一時的によくなるが、すぐ戻ってしまう

  • 朝起きると背中が痛い・重い

  • 姿勢が悪い自覚がある

  • 整形外科では「異常なし」と言われたがつらい


◆ 最後に:我慢せず、まずは体を整えてみませんか?

肩甲骨の間の痛みは、

「姿勢のクセ」や

「筋肉の使い方の偏り」からくる

慢性的な負担が原因になっていることが多く

放っておくとさらに悪化することも

鍼灸は、体の内側から整える副作用のない自然なアプローチです。

「なんとなく背中がいつも重い…」

そんな小さなサインを見逃さず、お気軽にご相談ください。


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