なぜか当院で取り扱いが多い背中の痛み(写真の赤いところ)

 

ぎっくり腰や寝違いのように身体を動かすことができない場合も多いのでぎっくり背中と表記してみました。

 

今までの経験では鍼治療が可能ならほぼ痛みはなくなっています

 

また内臓の悪さが影響した背中の痛みも(即座ではありませんが)鎮痛します

どうやったら治る?

鍼灸治療だとほぼこの写真のように鍼をすれば解決します

 

明らかに片方が痛い場合には横向きで行う場合もあります

 

鍼をする場所は以下の部分

・背骨のきわの筋肉
(重症なら本数を増やします)
・首の筋肉
(背筋の神経が出ています)
・肩甲骨にある筋肉
(場所が近いので背筋の痛みと感じます)

 

その他、肋骨の上など鍼をしにくい場所は徒手や道具で筋膜リリースを行います

 

ギックリ腰と違い身体の前に肋骨が存在するので、筋力低下がある方にも効くことが特徴です

効果を長持ちさせるために

(背骨を含め)明らかな身体のゆがみがあると痛みが再発する可能性が高くなります。

そのため筋骨格整体をして全身を整え、背中に負担がかからないようにしていきます。

何回くらいで治るのか?

「ぎっくり」つまり急に痛くなったものだと1~2回程度です。

明らかに病的なゆがみ(側弯症みたいに)があったり、昔から悩んでいるものだと4~5回くらいです。

(鍼灸院に来る方の、内臓病を除けば)痛みはほとんどの場合は背骨から出ている神経が原因ですので、比較的治りやすいものになります。