脊柱管狭窄症の症状の原因は、背骨を走る神経の通り道が狭くなって足の神経の血流が低下するためと考えられていて、神経血流を増加させることを目的にして施術します。
方法としては
1.夾脊穴刺鍼(腰の背骨まわりの鍼治療)
それで改善しないようなら
2.陰部神経鍼通電療法(おしりにある陰部神経付近に鍼をして電気的に刺激を与える)
3.神経根鍼通電療法(障害を受けた神経の近くまで鍼をして電気的に刺激を与える)
を行います。
この方法は論文があり、臨床的な有効性が認められている手法です。また当院でも改善実績が多いものです。
薬物治療、運動療法に比べて身体機能の回復、治療の満足度がすぐれていると報告されています。
ただし、医師から積極的に手術を勧められるようならば鍼治療よりそちらを優先していただければと思います。
一つ目の写真が1、二つ目が2と3を同時に行っています