ドゲルバン病は親指の腱鞘炎、手根管症候群は手首で神経をしめつけられて痛みが出ている状態。その他母指CM関節炎(親指の根本が痛い)など

ほとんどの場合で湿布をもらって様子をみましょう(保存療法)になっています。

保存療法といわれる安静やステロイド注射、湿布などより鍼治療は副作用がなく、効果が高いのでぜひご検討ください。

私自身もマッサージのし過ぎによる経験者です、しっかり治していきましょう。

この写真が腱鞘炎がある場合、めちゃくちゃ痛いフィルケンシュタインテストです。
こぶしを握り、親指を他の指の下に入れて、手首を小指側に傾けます。
ホントに痛いのでほどほどにしましょう。

まずは親指の根元から手首寄りが痛い時の鍼です。
診断名が付くとしたら母指CM関節炎が多いと思います。
親指と人差し指の間から痛い所へズブリ、親指下の膨らみから痛い所へズブリ・・・
この鍼治療で痛みはかなり軽減します。
しかし原因は他の所なのでこれだけではもって1〜2日という実感です。

いい写真素材が無いためおっさんの自撮りで申し訳ありません、手首の中央部の痛みやしびれの確認時に行う「ファーレンテスト」というものです。
わざと1分間、手首のトンネルを狭くして不快感が出るかを調べます。
正常だとナニコレ?といった空気感が漂うテストですが、手根管症候群であると激痛やしびれが走ります。

手首の中心が痛い場合はこのように鍼をします。
5センチの鍼がけっこう奥まで入っています。
手首の上や下から鍼をしても患部に当たりにくいため横から手首の中を縫うように入れます。
鍼を悪い所に面積広く当てたいですからこのような鍼治療になりました。

手首周囲の施術後は肘から手首の間にどんどん鍼をしていきます。

(手のひら側は指を曲げる筋肉、手の甲側は伸ばす筋肉です)

専門的な説明ははぶきますが、手の甲と手のひら側のどちらか一方でも固くなると手首や指を動かす際に負担がかかります。

なので患部に鍼をして鎮痛すると同時に手首の悪化要因を除去します。人間を更生させる際に悪い友達の誘いを断るようなものです。

母指CM関節炎の場合はそのCM関節という名前の部分に鍼をして、腕の固まっている部分も施術するのは共通です。

1回の施術で痛みが消えたとしても完全に治ることはありえません、日ごろから負担がかかっていることには間違いないので治療後はきちんと手首のストレッチを行うこと、これが完全治癒への近道です。

ただすぐに手首を酷使しなければいけない場合もあると思います、人間だもの。その場合はテーピングで保護しますのでお申し付けください、無料です。

最後に・・・五十肩や頚肩腕症候群といった首~手まで痛みが出る病態だけれども、手首の痛みがとても強く出て腱鞘炎と思ってしまうパターンも散見します。

もし上記の施術(適正な間隔)で全く変化が見受けられないなら首や肩、肘の施術を加えると効果が出る場合も多々あります、あきらめずにご相談ください。