2024年8月24日に書き足し、修正をしました。

腰痛についてはブログ(腰痛1~12)にも詳しく書いています、ぜひご覧ください。

腰痛にはヘルニアや脊柱管狭窄症など様々な種類がありますが、非特異的腰痛(原因わからないんだけど腰痛)というのが85パーセントを占めるといわれています。

現代医学では腰痛はこころやストレスが関係しているという考えが一般的になってきました。

鍼灸院では筋肉・神経・関節が悪さをする腰痛が得意です。

ストレスや心の問題にも対処できることも科学的に実証されています。

上記のものは病院での画像診断ではわからないので上記85パーセントのうち、かなりの割合を占めると思います。

また原因が股関節や体のゆがみによるものが多数あります、腰自体の大まかな痛みがなくなればスポーツリハビリの手法で原因を探り、改善させていきます。

原因は様々ですがまとめて治療すれば早い

細かく分類すればたくさんの原因がある非特異的腰痛、鍼は副作用がないので広範囲を治療すると効果的です。

鍼治療に抵抗がなければうつ伏せ、横向きなどでできる範囲すべてすれば治療効果がなくてがっかりすることは少ないでしょう。

ただし短時間で行うストレッチやセルフケアを提案するには痛みの原因の分類が必要です、重症なら検査をじっくり行う必要がありますのでご了承ください。

とはいえ、鍼が苦手の方もいらっしゃいます。

その場合はスポーツリハビリの技術で原因と考えられる部分の特定、治療をメインで行います(施術時間が鍼をしないため短くなるのもメリットです)

ただ痛みやしびれ、違和感の緩和は鍼治療がとても優れています。また身体の奥深くの部分が原因だと徒手では刺激できません。つまり治療範囲や効果が鍼に比べて限定的になります

腰だけで頑張らずに、他の部分を働かせるようにします

重い荷物を運んだ時も同じですが、この写真を見るとお腹が前に出ているので前に倒れないように腰が必死に固まってふんばっています。

この場合は腰周囲を鍼で柔らかく、血行促進すると痛みはやわらぎますが、二度と痛みの出ない身体になるためには姿勢を変えるか身体の他部分を活用する・体重が多い場合はダイエットが必要になります。

痛みの残りほんの少しという所を改善するには姿勢や生活改善などが必要です。

で、何回で治る?

カルテを見返すと3~12回とかなりの幅があります(姿勢の改善を含める)

上の3つの写真は病歴が長いため、考えうるすべての場所に鍼をしています。
この方法は筋肉が固くなっている場合はもちろん、骨の変性(ヘルニアや脊椎管狭窄症など)があってもドクターに手術を強く勧められていない状態ならば効果を感じられます。

1回で3~5割痛みが減ったと言われることの多い施術法です。

この写真の場合は6回・1回・2回で痛みが気にならなくなったとのことでした。
(しかし1つめの方は姿勢の改善をする前に来なくなったところ4か月後にぎっくり腰を起こして再び通院しています)

回数が多くかかる場合は

1.仕事で必ず腰に負担がかかる
2.病気や手術、加齢等で体力低下している
3.鍼が苦手

の場合です

 
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