顎関節症の施術は当院でできることは2つあります。

 

1つはもちろん鍼治療、あごの表面の筋肉だけではなくこめかみやあごの骨の裏側にある筋肉までアプローチできます。

2つめはストレートネックを改善に導くこと、首が前にたおれているとあごに力学的負担がかかります。

 

一般的には鍼治療だけでOKの得意分野・・・しかしそこは鍼灸専門院、マウスピースを嚙みちぎってしまうほど症状強めの方が複数来院しています。その場合は2つめのストレートネックをなんとかしなきゃいけないので少し時間がかかります。

1枚目の写真の場所には外側翼突筋という筋肉があごの骨の内側にあります。

また下あごの骨の内側には内側翼突筋という筋肉があり、2つとも鍼でないと刺激しにくい場所にあります。

普段のマッサージや整体ではケアできない場所(口の中からは可能)なので原因になっていることが多い印象です。

 

2枚目はこめかみ、あごと一緒に動く筋肉なので刺激は必須です。ついでに頭痛にも一緒に効きますからおすすめの場所です。そしてあご表面にある咬筋を緩めればほとんどのケースは大丈夫ですが・・・

 

3枚目のようにストレートネック、下あごが前方向にずれるチカラが加わり続けるので重症の場合はこちらも治さないといけません。

 

だいたい普通の顎関節症は3回程度かかります、しかし強度のストレートネック持ちの場合は10回以上かかったケースもありました。

AIによる顎関節症とは?

顎関節症とは、顎関節(下顎骨と頭蓋骨の接合部分)やその周辺の筋肉や組織の機能障害を指します。顎関節は、咀嚼や口を開閉するための重要な関節であり、顎関節症は、この関節の痛みや違和感、開口障害、顎関節の異常音、顔面・頭痛などの症状を引き起こす疾患です。

顎関節症の原因は様々で、顎の不自然な咬み合わせや歯並び、過剰なストレスや緊張、外傷、関節周辺の炎症や変形などが考えられます。また、顎関節症の治療法には、口腔外科的手術、物理療法、薬物療法、ストレッチやエクササイズなどがあります。治療法は、原因や症状の程度によって異なります。

治療法を詳しく

顎関節症の治療法は、症状の程度や原因によって異なりますが、以下のような方法があります。

  1. 物理療法:口腔リハビリテーションや物理療法を用いて、筋肉の緊張を緩和し、顎関節の可動域を改善します。マッサージやストレッチ、電気療法、超音波療法、熱療法などが行われます。
  2. 薬物療法:鎮痛剤や筋弛緩剤などを用いて、痛みや炎症を抑え、筋肉の緊張を緩和します。
  3. 歯科療法:咬み合わせの異常を修正するため、矯正治療や義歯治療などが行われます。また、咬合調整を行うことで、顎関節症の症状を改善することができます。
  4. 口腔外科的治療:重度の場合には、手術が必要となることがあります。手術には、顎関節鏡下手術や開口症治療などがあります。
  5. 生活習慣の改善:ストレスや緊張を減らすため、ストレス解消法やリラクゼーション法などが取り入れられます。また、噛み合わせや食生活の改善も有効です。
  6. エクササイズ:特定の運動を行うことで、筋肉の緊張を緩和し、顎関節の可動域を改善します。口を大きく開けたり、咀嚼運動をすることが例です