当院の対象となる便秘症は腸の動き(血流)が悪い、運動不足やストレスが原因と考えられるものです。

薬の副作用、病気や腸の異常(先天的に奇形があるなど)は理論上効果が限定的になります。

また食生活に関して鍼灸専門院にご来院する段階で既に気をつけていらっしゃる方が大部分なのでアドバイスすることはほとんどありません。

腸の周囲の血流をよくする

主に腰の鍼、お腹は鍼か筋膜リリースで改善をめざしていきます。

すべての写真は一見すると腰痛施術に見えますが、便秘気味という訴えがあることが共通していました。

腰周囲の血流を回復させ、なおかつ神経を刺激してお腹に影響を与えようという意図になります。

まあそんな難しいことはさておき、この写真とあおむけになってのお腹のマッサージ(手を動かしているので写真はなし)で排便を促していきます。

以下は一般的な便秘の説明です。

 

便秘症とは、排便が減少したり、排便が困難になったりして、腸内に便がたまり、排便に時間がかかったり、硬い便が出たりする状態を指します。一般的に、1週間以上便が出ない場合、または排便が困難である場合に、便秘症と診断されます。ただし、個人差があり、一般的な定義に当てはまらなくても、排便に問題があると感じる場合もあります。

便秘症の原因は、様々な要因が考えられます。食生活や運動不足、ストレスなどが原因となる場合があります。また、薬の副作用、病気や消化器官の異常などが原因となる場合もあります。

便秘症の症状には、排便が減少し、硬くなったり、痛みを伴ったり、腹痛や腹部膨満感、吐き気などがあります。また、便秘症は、直腸内括約筋が緊張し、便意を催しにくくすることがあります。

便秘症の治療法には、適切な食生活、適度な運動、水分の摂取量の確保などが含まれます。また、薬物療法やサプリメント、マッサージやストレッチなども使用されます。症状が慢性化している場合や原因が異常である場合は、医師の診断を受け、治療を行う必要があります。