肘のみの施術では時間がかかる

 

痛む場所には前腕の筋肉がついています。

衝撃や使いすぎで前腕の屈筋が固まり、肘についている部分がひっぱっられて痛むと考えられています。

 

つまり炎症の肘と同時に原因である腕を柔らかくすることが必要になります

施術法ですが

1.前腕の筋肉をとことん柔らかくする

2.力こぶの筋肉のその下にある上腕筋や烏口腕筋をゆるめる

の2段構えで治療すると痛みがとれます。

痛みがでているのは肘の内外側ですが、そこには筋肉がほぼ無いため写真ではシール鍼を貼っています。

もちろん通常鍼や特殊鍼という鎮痛に特化した鍼も有効です。

痛みは早い人で1回目、多くのケースで3~4回で気にならなくなります。

 

しかしスポーツを継続すると治療期間中も負担をかける続けることになるので完治といえるまでは10回前後かかります。

鍼治療なら驚くほどのスピードで痛みが減少していきますが、安静が必要な疾患です。

仕事やスポーツで継続的に負担をかけざるを得ない場合はサポーターやテーピングで負担軽減をはかるといいでしょう。