テニスやゴルフ、家事に育児など様々な理由で肘は痛くなります。

ほとんどの場合で痛みの原因は肘の上下の筋肉です、痛みは早い人で1回目、多くのケースで3~4回で気にならなくなりますがスポーツなどでは治療期間中も負担をかける場合がほとんどなので完治といえるまでは10回前後かかります。



鍼灸治療

1.前腕の筋肉をとことん柔らかくする

2.力こぶの筋肉のその下にある上腕筋や烏口腕筋をゆるめる

の2段構えで治療すると痛みがとれます。

痛みがでているのは肘の内外側ですが、そこには筋肉がほぼ無いため短いシール鍼を貼りつけるだけにします。

実際はシール鍼をしなくても治るのですが、過去に痛い部分に鍼をしなかったことをご不満に感じた方がいらっしゃったので行うようになりました。今でもシール鍼が効いて治っていると思っています、治ればすべてよし。

写真は痛み局所にも鍼をしています、わかりやすいと思いまして。

はじめにも書きましたが鍼治療なら驚くほどのスピードで痛みが減少していきますが、痛みが無くなるとまた過度に使用する方がほとんどなので完治までに時間がかかります。

その際、やはり肘のサポーターを使用するのがよろしいかと思います。患部にかかる力が少なくなるので治癒を妨げにくい作りになっています。