かつてマッサージをしていた時には苦労して、鍼専門になったらとても対応しやすくなったものの代表例です。

鍼は副作用がないため原因をひとつに絞らず、肋間神経や肩甲背神経などに加え、背中の筋肉をまとめて施術します。また即効性に優れているため適応症なら早めに結果が出やすいという利点があります。

逆に整体や骨を動かす手法は即効性に乏しいため痛みや不快感が軽減したあとに行います。

浅い・深い筋肉、神経をまとめて施術

痛む場合は奥深くの筋肉か神経(両方の場合も)をメインターゲットに

肩甲骨間は筋肉がうすいため不具合が起きても強い痛みになりにくいと考えています(背骨の周囲筋は例外)

仮にそこが原因なら今までに受けたマッサージや整体で改善していると思います。

だから首から背中に向かう神経か肋間神経の背骨付近をターゲットとして施術します、神経は大事な組織なので身体奥深くにあり鍼が大活躍します。

写真1枚目は鍼で神経近くまで緩めている様子でだいたい3センチ前後深く施術、2枚目は奥深くの部分を鍼で&表層部は吸玉でというW施術です。治療院選びの参考にしてください。

こる場合は表層の筋肉周囲をチェック

筋膜の癒着があるところをカッピングや皮膚鍼で柔らかくすることでコリをほぐして老廃物がスムーズに流れるようにします、3枚目の写真です。

(*ただし過去にマッサージなどで改善しなかった方は深層筋か神経をターゲットにします、表面のみを施術しても改善しなかったと考えるためです。つまり2枚目の写真)

何回くらいで改善するのか?

しっかり鍼施術ができる方なら3~5回程度で症状は軽減してきます、その先は身体のゆがみを整える優しい施術で再発を防止していきます。