「膝が全体的に痛い・・・」

 

「どこが痛いってわけじゃなくてとにかく痛いんです。」

 

城ヶ崎さくら並木の鍼灸院で施術する膝の痛みの大半は

 

膝の一部ではなく、漠然と膝に痛みがひろがっている方です。

 

ケガではないので、原因不明と診断されてご不安になっている方が多いものです。

 

しかしご安心ください、鍼灸施術と筋膜リリース(マッサージみたいなもの)、筋骨格整体(アスリートリハビリのようなもの)を組み合わせれば改善の見込みは十分にあります。

 

今回は「比較的若い方」と「ご高齢者」の2パターンについて城ヶ崎さくら並木の鍼灸院での施術方法を説明させていただきます。

 

「特にぶつけたわけじゃないのに…」40代男性の漠然とした膝の痛み

 

「運動不足は自覚してるんだけど、まさか膝が痛くなるなんて…」

 

「ぶつけたりひねったりしたわけじゃないのに、なんだか膝全体がだるくて重くて…

患者さん
患者さん

先生、こんにちは。ここ数週間、どうも左膝全体が重くてだるいんです。

 

特に朝方に感じることが多くて、歩くのもなんとなくぎこちなくて…。

 

スポーツしてた頃は膝を酷使してたから痛みはあったけど、今は全然運動してないのに不思議で。

 

病院ではレントゲンも撮ったけど、異常はないって言われました。

こんにちは、歩き方からして痛みがきつそうですね・・・

 

ぶつけたりひねったりしたわけではないのに、膝に不快感があると、原因がわからず不安になりますよね。

 

病院で骨や筋肉の大きな異常がないと診断された場合って主に

 

『膝周辺の筋肉や神経などの組織が血行不良や過緊張が存在する』

 

それに『全身の疲労や自律神経の乱れ』が加わることで膝の漠然とした痛みに繋がっていることが多いです。

ますだ院長
ますだ院長
患者さん
患者さん

え、自律神経まで関係するんですか? 膝の痛みと?

はい、関係は大いにあります。

 

デスクワーク中心で座っている時間が長いと、太ももの前後や、ふくらはぎの筋肉が硬くなりやすいんです。

 

これらの筋肉は膝の動きに大きく関わっているので、硬くなると膝周辺の血流が悪くなり、だるさや重さに繋がります。

 

また、運動不足やストレスが続くと、全身の血流が悪くなったり、自律神経のバランスが乱れて痛みに敏感になったり、疲労が抜けにくくなったりします。

 

膝に炎症などの明確な原因がなくても、こうした全身の不調が、膝の『漠然とした痛み』として現れることもあるんです。

ますだ院長
ますだ院長
患者さん
患者さん

なるほど…。確かに最近、体が全体的に重だるいし、ストレスも感じています。

 

膝だけじゃなくて、体全体の問題だったんですね。

ただそうは言ってもレントゲンに映らない場所はたくさんありますのでひととおり検査しましょう

患者さん
患者さん

鍼灸で「膝の環境」と

「全身の巡り(鍼灸総合コース時)」

を整えるアプローチ

膝のはっきりしない痛みは『膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)』といわれるお皿の下にあるクッション材や『膝蓋上嚢(しつがいじょうのう)』といわれる膝の上部にあるジェルクッションのような部分が悪い場合もありますので・・・

 

違うみたいですね。

 

ただご安心ください、骨や筋肉に大きな異常がないのに痛みが続くというのは、実は鍼灸の非常に得意な分野なんです。

ますだ院長
ますだ院長
患者さん
患者さん

そうなんですか?どんなことをするんですか?セルフケアは?

それではご紹介します

 

まずは「膝周辺の表~深層筋のゆるめと血流改善」です。

 

膝の動きをサポートする太ももやふくらはぎの硬くなった筋肉に表層は筋膜リリース、深い部分は直接鍼をします。

 

特に鍼で深部の筋肉を緩めて、膝周辺の血流を劇的に改善し、だるさや重さの原因となる疲労物質の排出を促します。

ますだ院長
ますだ院長
患者さん
患者さん

あとは自律神経とかですか?

はい、鍼灸総合コースの場合には自律神経への施術、そして全身の血行をよくする施術を加えます

 

具体的には手足のツボへの軽い刺激、そして身体にこりがあると自律神経が興奮するので、そのこりを取り除く。そしてお腹や頭・時には顔への施術を加えます

ますだ院長
ますだ院長
患者さん
患者さん

けっこういろいろやるんですね・・・

一度にすべて行うわけではないのでご安心を(笑)

 

膝の痛みって足首や股関節・腰、さらには体の使い方のクセなど、全身のバランスと関わってくるので、本来なら部分的な痛みだけでなく、体全体を診てアプローチすることが、根本的な改善には欠かせません。

 

もちろんお時間が取れない場合などは「鍼灸局所コース」で膝周りに限定して施術することもできますよ

ますだ院長
ますだ院長

施術後

 

患者さん
患者さん

数回鍼治療を受けて、本当に驚きました。

 

まず、膝のだるさと重さがすっきりして、朝の寝起きも楽になりました。

 

体全体が軽くなった感じで、仕事の疲れも前より残らなくなった気がします!

よかったです、典型的な治り方ですね。膝の内部、半月板などがケガしているわけではないので回復がはやいですね。

 

痛みが取れてきたら、無理のない範囲で運動を始めるタイミングです。ウォーキングなどもいいですね。

 

ただ筋疲労にはご注意ください、意外とがんばりすぎで痛みが再び出るケースもあります、運動も食事も腹八分目で(笑)

 

当院でご自宅でできる実際に当院で行っているマッサージなどの指導も行いますので、一緒に健康な体を取り戻しましょう。

ますだ院長
ますだ院長

 

このように「ぶつけたわけじゃないのに膝がだるい…」

 

「病院で異常なしと言われたけど、この不快感がつらい…」

 

もしあなたが同じようなお悩みを抱えているなら、膝周りの筋肉やほかの組織が固くなっている、に加えて、自律神経の不具合や疲労で過敏になってしまっている状態かもしれません。

 

そのようなお悩みならぜひ一度、当院にご相談ください。

 

城ヶ崎さくら並木の鍼灸院では、患者様お一人おひとりの膝の痛みの原因を丁寧に探り、全身のバランスを整えることで、根本改善を目指す鍼灸治療を提供しています。

 

あなたの膝が軽くなり、快適な毎日を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます。

 

 

次は変形をしてしまった膝への対処法ご案内です。

 

 

膝全体が重くて、なんだか歩きにくい…」

 

「もう年だから仕方ないって言われるんだけど、それでも痛いんです…」

 

変形性膝関節症を伴う膝の漠然とした痛みは、外出や家事にも影響を及ぼし、活動範囲が狭まってしまうことがあります。

 

今回は、典型的な膝の漠然とした痛みの症例に対して、その症状と鍼灸による回復への道のりをご紹介します。

 

女性患者さん
女性患者さん

先生、こんにちは。最近は右膝全体が重くてだるくて…。

 

特に朝がひどくて、今は歩くのがやっとなんです。

 

病院では『年齢のせいだから仕方ない』って言われるし、脚の筋肉も落ちてるって言われました…。

年齢のせいにされてしまうと、何も言えなくなりますよね。

 

だけど膝の漠然とした痛みがすべて「年齢のせい・変形のせい」ではないというのが最近の痛みに関する考え方です。

 

例えば、職場で「膝さん」が倒れました。その原因は同僚の「足首さん」や「股関節さん」が働いてくれなくて仕事が「膝さん」に集中したからだって考えです。

 

ますだ院長
ますだ院長
女性患者さん
女性患者さん

膝以外に原因があるってことですか?

にも、というべきでしょうか。

 

もちろん変形は膝に負担をかけます。しかし痛みの全てが変形によるものと考えられていなくて、膝をかばうような歩き方で体の重心が変わり、周辺の筋肉に無理な負担がかかり、硬くなったり、血流が悪くなったりすることも原因じゃないかと考えられています。

 

また、痛みをかばって安静にしすぎることで、太ももの筋肉が痩せてしまうこともよく見られます。

 

筋肉が痩せると、膝を支える力が弱くなり、膝関節が不安定になることで周囲の筋肉などががんばりすぎてしまい、漠然としただるさや重さ、そして痛みを感じやすくなるんです。

ますだ院長
ますだ院長

膝関節周囲の痛みとだるさの緩和

 

写真の鍼と筋膜リリースとして使うローラー(商品名:リフトレージュ)を使って、痛みが出ている膝関節周辺の筋肉や靭帯に施術をします。

 

膝そのものや、股関節や足首など周囲の血流を改善し、疲労物質の排出を促します。

 

これにより、漠然としただるさや重さを和らげ、動き出しの不快感を軽減します。

萎縮した筋肉への活性化アプローチ

 

筋萎縮が見られる場合、鍼や筋骨格整体で全身の筋肉にアプローチします。

 

鍼や手技の刺激により神経と筋肉の伝達が促進、簡単に言うとすごく動きやすくなります

 

これは、今後のリハビリや運動の効果を高めることにも繋がります。

全身の血流改善と自然治癒力向上

 

ご高齢の方の場合、脳を含めた身体にそなわっている鎮痛機能が低下していることも多いです。

 

鍼灸で全身のツボにアプローチすることで、体が持つ自然な回復力を高めます。これにより、痛みが改善しやすく、体全体のだるさも軽減されることがあります。

負担軽減のためのアドバイス

 

痛みが緩和されてきたら少しずつ、少しずつ運動を開始していきます。

 

ご自宅でできる簡単なストレッチや、膝に負担をかけにくい生活動作(立ち上がり方、歩き方など)のアドバイスもさせていただきます。

複数回の施術後・・・

 

女性患者さん
女性患者さん

先生、先週から痛みがだいぶ楽になってきました!

 

特に、朝の立ち上がりがスムーズになって、家事をする時の体の重さも減りました。

 

少しずつですが、散歩もがんばっています。

それは本当に良かったです!

 

あとは膝の裏!そこがしっかり伸びきるようになれば筋力に頼らなくても、つまり膝に負担をかけなくても立ったり歩いたりできます。

 

もっと欲を言えば足首の柔軟性もアップすると・・・楽しみですね。

 

筋力自体はもちろん必要ですがは少しずつの改善になるので、無理のない範囲で体を動かしていきましょう。

 

もっと痛みが落ち着いてきたら、一歩進んだご自宅でできる簡単な体操や生活習慣のアドバイスもさせていただきますので、一緒に頑張りましょう。

ますだ院長
ますだ院長

最初に申し上げたように、膝の形が変わったことに関しては鍼灸や手技療法は無力です。

 

しかし完全な回復(昔の膝に戻る)とまではいかなくとも、痛みを緩和して日常生活の質が大きく向上することはできます。

 

「歩きにくいことはないんだけど山登りは無理かな・・・」などぜいたくな悩み(笑)を訴えてくる(元)患者様もいました。

 

 

伊東市で膝の漠然とした痛みにお悩みなら、城ヶ崎さくら並木の鍼灸院へ

 

 

「年齢のせいだと諦めていた膝の痛み…」

 

「変形があるから、この重さも仕方ないと思っていた…」

 

もしあなたが同じようなお悩みを抱えているなら、ぜひ一度、当院にご相談ください。

 

年齢や変形じゃない部分があり、そこは鍼のテリトリーです。

 

城ヶ崎さくら並木の鍼灸院では、患者様お一人おひとりの体の状態と背景を丁寧に診察し、痛みの緩和と日常生活の質の向上を目指す鍼灸治療を提供しています。

 

あなたの膝が楽になり、活動的な毎日を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます。

 

ご予約・お問い合わせは、お電話またはウェブサイトからお気軽にどうぞ。