鍼はなぜ効くのか?④

自律神経を利用して「整える」

鍼に身体に入れることによって必ず自律神経に刺激が入ります。

鍼で利用している自律神経の刺激ルートは2種類あり、それを利用して様々な症状を少なくしようとしています。

少しだけ踏み込んで言うと(以下は無視して結構)

①手足のツボから背骨の中、脳幹、そこから内臓への神経へ伝わるルート

②お腹や背中のツボから背骨の中、その近くの自律神経へ伝わるルート

があり、2つとも大脳まで刺激の届かない無意識の反応、つまり反射を利用して様々な不調に対応しています。

①はリラックスタイプの自律神経

②は元気タイプ自律神経

を働かせることができ、患者さんによって使い分けています。

私たちのような鍼専門院は自律神経失調症はおまかせくださいとお伝えしがちですが、実際のところ鍼をするだけで勝手に起こる現象を利用しているだけなんです。

もっと言えばスキンタッチ(平たく言えばなでるマッサージ)や刺さない鍼でも自律神経反射は起こります。

しかし優しい鍼だけだと大脳や悪い場所への神経刺激ができず、せっかくの鍼治療の一部分しか効果がないことになります。

施術者はしっかり刺激とやさしい刺激の割合を患者さんの状態から見極める目を一生養い続けなければいけないってことですね。

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