もちろんOK
痛みの止め方が異なります
こんにちは、伊東市鍼灸専門・城ケ崎さくら並木の鍼灸院の増田です。
痛み止めをずっと飲んでいるけど
効かないという方からご質問いただきました。
一般的に処方される痛み止めは
大雑把に言えば
痛み物質を作らせない
ことで痛みを止めます。
対して鍼の痛み止め作用は
1.血行を良くして痛み物質を流す
2.鍼で少し破壊された白血球から痛み止め物質が出る
3.「身体のエネルギー通貨」とよばれる物質も鎮痛に使うようにできる
4.脳から痛みを止める指令を出させる
などなど
いろいろな種類の鎮痛を組み合わせています
だから試す価値はあります
また痛み止め薬は
飲み続けると腎臓や肝臓に負担がかかるので
気になる方は鍼治療がおすすめです
最後に私の考える鍼の鎮痛の弱点
心因性の疼痛が疑われる方です
脳の作用が低下していたり
精神薬を飲んでいたりで
先ほど書いた「脳から痛みを止める指令を出させる」
作用がうまく働いていないのか
鍼治療が(この場合はたぶん一般的な鎮痛薬も)
効きづらい印象です。
当院だとすこしずつ回復させる手段をとります。
また病院だと精神薬の新規処方が多い印象です。