こんにちは
伊東市の鍼灸専門院「城ヶ崎さくら並木の鍼灸院」です。
今回はスポーツをしている方や、
階段・
によく見られる体のクセ、
「ニーイン(knee-in)」について解説します。
- 膝が内側に入ってしまう
- スクワットやジャンプ動作で膝がグラつく
- 膝や股関節、腰に負担がかかっている気がする
そんな方は、ぜひ最後までお読みください。
ニーインってなに?
ニーイン(knee-in)とは、膝が内側に入る状態(
特に、
- 歩くとき
- 階段を上るとき
- スポーツ中のジャンプや着地
- スクワットなどのトレーニング
の場面でよく見られます。
ニーインは、膝・股関節・腰に余計な負担をかけるクセであり、
長く放っておくと痛みやパフォーマンス低下にもつながります。
なぜ膝が内に入るの?
膝自体に原因があるとは限りません。
多くは、「膝を支えている筋肉のアンバランス」や「姿勢・
代表的な原因はこちら
原因 | 内容 |
中殿筋などおしりの筋力低下 | 膝が外に開けず、内側に入ってしまう |
偏平足 | 膝が内側にひっぱられる |
骨盤の問題や反り腰 | 膝の動く軌道がずれる |
ふとももの内側と外側のバランス | 強い筋肉の方にひっぱられる |
日常のクセ | 片足重心、内また、仕事の姿勢など |
鍼灸ではこう対処します
鍼灸は、単なるリラクゼーションではなく、筋肉の働きを整える“
1. 使いすぎて硬くなっている筋肉をゆるめる
- 内転筋群(太ももの内側)
- 大腿筋膜張筋(ももの外側)
- 腸脛靭帯
- ハムストリングス(ももの裏)
→ 鍼で筋膜の緊張をゆるめると、
2. 働きが弱くなっている筋肉を活性化する
- 中殿筋(お尻の外側)
- 深層外旋六筋(股関節を外に回す筋肉)
- 内腹斜筋・腹横筋(体幹の安定)
→ 必要に応じて「運動鍼」で、
自分でできる対策・トレーニング
鍼灸とあわせて、日々のセルフケアもとても大切です!
クラムシェル(中殿筋トレーニング)
横向きに寝て、膝を軽く曲げて、上の膝を外側に開きます。
10回 × 2〜3セット。ゴムバンドがあると効果UP!
タオルギャザー(足裏の筋肉を鍛える)
タオルを床に敷き、足指で引き寄せる運動です。
足のアーチを支える筋肉を鍛えて、膝が内に入るのを防ぎます。
鏡チェック
- スクワットをするときに、膝がつま先より内に入らないように注意
- 鏡で「まっすぐ膝が曲がっているか」チェックしましょう
まとめ
- ニーインは、膝が内側に入るクセであり、
痛みやケガの元になります - 鍼灸では、筋肉のバランスを整えることで、
膝の位置を正しく戻します - 日々のトレーニングや動作の意識も、改善のカギです
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院では…
当院では「その場だけ気持ちいい」ではなく、
“動ける体・痛みの出にくい体”
- ニーインの根本原因を分析
- 鍼+運動療法(運動鍼)でアプローチ
- 姿勢・フォーム指導も行います
「膝が内に入って気になる」
「運動で膝や股関節が痛い」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください