こんにちは、城ヶ崎さくら並木の鍼灸院です。
皆さんは「お灸」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
「温かくて気持ちいい」
「煙が出る」
「昔ながらの治療法」
…そんなイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
でも実は、お灸には
灸師だけが他人に施術できる
“あえて灸痕(やけど)を残す”という
昔ながらの本格的な方法もあるのです。
今回は、当院で導入している特殊な電子灸
「N灸」
についてご紹介します。
■「痕が残るお灸」=「古典灸」の本質
「N灸」は、昔ながらの“透熱灸”の考えをベースにしたお灸です。
昔ながらのお灸というものは小さなモグサを肌に直接すえ、意図的に火傷を作ります。
せんねん灸が「やけどができないマイルドなイメージ」でお灸の悪いイメージを払拭したのに・・・
実際、現在販売されているお灸の道具のなかで使い方を間違えずに灸痕ができるのは多分これだけじゃないでしょうか!
しかし
「えっ、火傷!? 痛そうだし、怖い…」
そう思うのも無理はありません。
でもこの火傷――実は「身体を変えるスイッチ」になりうるのです。
■N灸の特徴と効果
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直径2mmほどの接触面
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あえて一点に熱刺激を与え、免疫・自然治癒力を高める
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灸痕は数日〜数週間で薄れていきます(個人差あり)
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慢性的な症状、難治性の疾患、自律神経失調などに特に有効
他の電子灸やせんねん灸では届かない
「深部の冷え」
「芯の滞り」まで、N灸はアプローチできます。
■なぜ「痕が残る」のに、それでも勧めるのか?
現代では「火傷=悪」とされがちですが
東洋医学では火傷も一つの治療反応です。
例えば、
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10年来の肩こりが改善した
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原因不明の不調が軽くなった
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手術しかないと諦めていた関節痛が和らいだ
最近ではガンが原因で起こった
不眠や
様々な自律神経症状を伴った
うつ病が
「N灸」
を使用したら改善していった…(ガンは現状維持)
ほんとこの患者様たいへんだったですよ。
このように、N灸で体質から変わっていったケースも少なくありません。
■こんな方におすすめ
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いろいろ試したけど、体調が変わらない(短期での変化を求める方には向かないかもしれません)
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冷えがひどい/免疫力を上げたい
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根本から体質改善したい
■灸痕=がんばった証し!
もちろん
絶対に無理におすすめすることはありません。
ご希望に応じて患者様と相談しながら
体質や目的に合わせて使用しています。
でも、もしあなたが
「本気で体質を変えたい」
「表面的なケアではもう足りない」
と感じているなら――
N灸はきっと、あなたの味方になります。
■ご興味がある方へ
「N灸って、どんな感じ?」
「実際にどこにすえるの?」
など、気になることはお気軽にご相談ください。
実際に見て、触れて、ご自身の体で感じてみることが一番です。
ご予約・お問い合わせはこのサイトからどうぞ
最後に
「痕が残るお灸」は、見た目だけで
悪
と判断されがちです。
でもそこには
昔ながらの知恵と
治すための本気
が詰まっています。
“ただ気持ちいいだけじゃない”
“本物の体質改善を目指す”
そんな方にこそ、N灸を知っていただけたら嬉しいです。
治すために本気!城ヶ崎さくら並木の鍼灸院でした