こんにちは。
伊東市の鍼灸専門院「城ヶ崎さくら並木の鍼灸院」です。
「筋膜リリースって最近よく聞くけど、どんな道具を使えばいいの?」
「自分でやる方法と、プロがやるのって違うの?」
そんな疑問にお応えするために、今回は
筋膜リリースの道具について、セルフケア用と施術者用に分けてわかりやすく解説します。
✅ 筋膜リリースとは?
まず簡単におさらいです。
筋膜リリースとは、筋肉を包む「筋膜」が硬くなったり癒着したりして起こるコリや痛みに対して、
筋膜をやわらかくし、滑りをよくすることで不調を改善する方法です。
筋膜リリースには、
手で行う方法(徒手)と
道具を使った方法
の2種類があり、目的に合わせてさまざまな道具が使われています。
🏠 セルフケア用の筋膜リリース道具(自宅でできる)
1. フォームローラー
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筒状のアイテムで、体をのせて転がすだけで広範囲の筋膜を刺激。
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太もも、ふくらはぎ、背中などに◎
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初心者にもおすすめ
2. マッサージボール
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ピンポイントに圧をかけられる。
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肩甲骨まわりやお尻、足裏のセルフケアに人気。
3. スティックローラー
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両手で持って筋肉を転がしてほぐすタイプ。
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太ももやふくらはぎに便利。
4. テニスボール
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身近に手に入るアイテムで、ソフトな圧を加えたいときにおすすめ。
5. マッサージガン(電動)
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高速振動で筋肉と筋膜に刺激を与える機器。
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使用方法と強さに注意が必要。
📝 当院では、フォームローラー+マッサージボールを組み合わせたセルフケアをおすすめしています。
🧑⚕️ 施術者(プロ)用の筋膜リリース道具
伊東市の城ヶ崎さくら並木の鍼灸院では、
鍼治療の前に筋膜を緩めて刺鍼時の痛みを和らげるため、
以下のような道具を使うことがあります。
1. グアシャ(かっさ)
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東洋医学の伝統的器具。
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首、肩、背中の筋膜をすべらせてリリースします。
2. IASTMツール(金属プレート)
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「器具を使った軟部組織リリース」専用のツール。
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精密かつ衛生的。スポーツ選手によく使う、カイロプラクティックやオステオパシーで使用される。
3. 筋膜ナイフ(スクレイパー)
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筋膜の癒着や滑走不良をピンポイントで改善。
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鍼との併用に最適。
4. 吸引カッピング(シリコン or ガラス)
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筋膜を引き上げ、滑りを改善。
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鍼との相乗効果あり。
5. MYORUB(ミオラブ)
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国家資格所持者のみ購入できる筋膜リリース専用の道具
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オイルやクリームを使用しなくていいので、すぐに鍼治療に移行できる
🪄 道具を使うメリットと注意点
メリット | 注意点 |
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✅ ピンポイントに刺激できる | ❌ 強すぎる刺激は逆効果になることも |
✅ 短時間で効果を出しやすい | ❌ 使い方を誤ると筋膜を傷つける可能性 |
✅ セルフケアの習慣化に役立つ | ❌ 継続的に正しく使う知識が必要 |
筋膜リリースは
「気持ちいい〜ちょっと痛いけど耐えられる」
くらいが効果的です。
やりすぎにはご注意ください。
💬 当院での活用例:鍼×筋膜リリースの組み合わせ
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院では
鍼の効果を高めるために
筋膜リリースを施術前にする場合があります。
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鍼が「チクッ」とするのが苦手な方
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筋肉が硬く、鍼が入りにくい方
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肩こり・腰痛など慢性症状がある方
このようなケースで、筋膜リリースと鍼を組み合わせると
痛みが少なく、効果も持続しやすい
と好評です。
📍伊東市で筋膜リリース+鍼灸の施術をお探しなら
「セルフケアでは限界がある」
「プロに一度相談したい」
そんな方は、ぜひ一度当院へご相談ください。