こんにちは。
伊東市の鍼灸専門院「城ヶ崎さくら並木の鍼灸院」です。
「口を開けると顎が痛い」
「カクカク音が鳴る」
「歯医者ではマウスピースを勧められたけど、あまり変わらない…、というか噛みちぎった!」
このような顎関節症(がくかんせつしょう)でお悩みの方
実は鍼灸(はりきゅう)が症状緩和に効果的なことをご存じですか?
この記事では、
鍼灸が顎関節症に効く理由
科学的な根拠
当院での施術例
などをわかりやすく解説します。
✅ 顎関節症とは?よくある症状
顎関節症(TMD:Temporomandibular Disorders)は、以下のような症状を指します:
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口の開け閉めで痛みや違和感
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顎が「カクッ」「ジャリッ」と音がする(クリック音)
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口が大きく開けられない
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朝起きると顎やこめかみがだるい
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頭痛や肩こりも併発することが多い
🧠 顎関節症の原因には「筋肉の緊張」が関係しています
原因は人によってさまざまですが、
特に多いのが「咬筋(こうきん)」
や
「側頭筋(そくとうきん)」
などの顔まわりの筋肉の過緊張です。
たとえば:
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日中の食いしばりや噛みしめ癖
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睡眠中の歯ぎしり
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ストレスによる顔面・首肩の緊張
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長時間のスマホ・パソコンでの姿勢不良
こうした要因が重なることで、
顎関節まわりの筋肉や靭帯に負担がかかり、
痛みや違和感を生じるのです。
💡 顎関節症に鍼灸はなぜ効果的なの?
鍼灸は、
緊張して硬くなった筋肉を
直接ゆるめることができる治療法です。
具体的には:
効果 | 内容 |
---|---|
✅ 筋肉の緊張緩和 | 咬筋・側頭筋などのコリをほぐす |
✅ 血流促進 | 顎関節周囲の循環を良くして回復を促進 |
✅ 自律神経調整 | 食いしばり・歯ぎしりの原因となるストレスを軽減 |
✅ 内因性鎮痛作用 | 鍼刺激により「エンドルフィン」など鎮痛物質が分泌される |
つまり、
「顎が痛い」
という局所症状だけでなく、
その背景にある筋緊張・ストレス・姿勢不良にもアプローチできるのが鍼灸の強みです。
📚 鍼灸の効果に関する研究(安心のエビデンス)
▶ 系統的レビュー(La Touche et al., 2010)
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顎関節症への鍼治療は痛みの軽減と開口障害の改善に有効
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安全性が高く、副作用はほとんどなし
▶ 無作為化比較試験(Shen et al., 2009)
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鍼治療を受けたグループは薬やマッサージよりも痛みスコアが明らかに改善
▶ 日本の臨床研究
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「咬筋・側頭筋への鍼」「自律神経への調整鍼」が有効という報告多数
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精神的ストレスの関与が強い場合、耳鍼や頭皮鍼の併用も◎
🧑⚕️ 当院での施術例と流れ
👤 例)30代男性:食いしばりと顎の痛み
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主訴:朝の顎のだるさ、会話中の顎の痛み、頭痛
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施術:咬筋・側頭筋・胸鎖乳突筋へのトリガーポイント鍼、自律神経調整
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結果:2〜3回の施術で痛みが緩和し、頭痛も軽減。5回目でクリック音もほぼ消失
🌀 治療の流れ(初回)
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カウンセリング(生活習慣・食いしばり癖などの確認)
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触診(咬筋・こめかみ・頸部などの圧痛点)
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鍼施術(筋肉+自律神経)
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セルフケアアドバイス(姿勢や口の使い方)
🔁 マウスピースとの違いは?
鍼灸 | マウスピース |
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筋肉や神経に直接アプローチ | 関節や歯を守る保護的処置 |
コリ・痛み・ストレスにも対応 | 就寝時の摩耗や衝撃を防ぐ |
原因そのものにアプローチできる | 補助的な対症療法が中心 |
マウスピースだけで改善しない方には、鍼灸の併用がおすすめです。
マウスピースを噛みちぎった方も多数来院いただいています。
📍 顎関節症にお悩みの方は伊東市・城ヶ崎さくら並木の鍼灸院へ
当院では、顎関節症に対して筋肉・神経・心身の3方向から丁寧にアプローチします。
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🌸 国家資格者が対応する完全予約制の鍼灸院
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🌸 顎まわりの繊細な施術も安心の技術
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🌸 食いしばり・ストレス対策までトータルサポート
📞 電話:0557-51-3663
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