🎼 ピアノを弾く人に増えている、手首・肩・背中の不調
先日、妻と子供が観光会館で行われたオーケストラを見に行ってきました。
プロのピアニストさんを招いての演奏会で、
それは素晴らしい時間を過ごせたそうです。
日々お仕事をしながら、練習に励んでいらっしゃる団員さんに
本当に感服いたします。
ただ、楽器によっていろいろな疲労がでてくるんですよね。
音楽家は疲れを感じるよりも練習を優先する方が多く、
様々な理由のわからない不調抱えているひとが少なくありません。
音楽を奏でる喜びの裏で、体が痛みや疲れにむしばまれているのに気づかない。
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長時間の練習で肩や背中がガチガチになる
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手首や指の動きがスムーズにいかない
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弾いたあとに腕がだるくなる、しびれを感じる
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音は出せても「コントロールしにくい」感覚がある
そんなお悩みを感じたことはありませんか?
今回は楽器をピアノに絞って疲れやすい部分をどのように施術していくかを書いてみます。
🎯 ピアノ演奏で痛みや不調が起きる原因とは?
ピアノは座って演奏する楽器ですが、
上半身を広く使う全身運動でもあります。
演奏時の繊細なコントロールや反復練習により、
以下のような筋肉や神経にストレスがかかります。
よく負担がかかる部位と症状:
部位 | 主な症状 |
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手首・前腕 | 腱鞘炎、ドゥ・ケルバン病、だるさ、しびれ |
指の腱・関節 | ばね指、こわばり、動かしにくさ |
肩〜肩甲骨周囲 | 肩こり、巻き肩、猫背姿勢 |
背中・腰 | 筋肉疲労、姿勢保持の難しさ |
首・後頭部 | 頭痛、首こり、集中力の低下 |
これらは「年齢やケア不足」だけでなく
演奏姿勢のクセ・力の入れ方・緊張状態の持続など
演奏に伴う特殊な肉体ストレスが影響しています。
🪡 鍼灸でできること|“整える”ことで本来の演奏力を引き出す
鍼灸は
「筋肉をゆるめる」
「神経の興奮を調整する」ことに加え、
身体のバランスを取り戻すサポートに向いています。
ピアノ演奏者への鍼灸の効果:
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🎯 前腕、指の間の虫様筋などの過緊張をゆるめて腱鞘炎を予防・改善
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🎯 肩や肩甲骨周囲を整えて姿勢と脱力感を改善
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🎯 背中や腰の張りをほぐして安定した座位をサポート
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🎯 自律神経を調整し、緊張や集中力の不調も軽減
また、手指や腕の可動域・感覚の微妙なズレにもアプローチできるのが鍼灸の特長です。
🏡 当院での施術の特徴|ピアノを愛する身体にやさしく寄り添う
伊東市・富戸にある城ヶ崎さくら並木の鍼灸院では、ピアノ演奏者の方の不調にも丁寧に対応しております。
🔹 施術ポイント:
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局所と全体のバランスを重視(ただ痛い所に鍼をするだけではありません)
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肩・腕・指先までの連動性を高める施術
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微細な鍼で繊細な動きの邪魔にならない刺激設計
ピアノ講師、演奏家、趣味で演奏する方まで、幅広い年齢層の方にご来院いただいています。
🙋♀️ よくあるご質問
Q. 鍼は痛くありませんか?
A. 髪の毛ほどの細い鍼を使用します。ほとんどの方が「思ったよりも痛くない」とおっしゃいます。
Q. どれくらいの頻度で通えばいいですか?
A. 状態によりますが、最初は週1回ペースで3~4回受けていただくと、効果を実感されやすいです。
Q. 練習や本番前に受けると効果がありますか?
A. 身体や首肩などはいつ受けていただいても大丈夫です。ただ刺激に弱い方は筋肉痛になるので本番前は避けたほうが無難かもしれません。
痛みの改善やこわばりによる運指の不快感などは練習の合間にうけていただければと思います。
本番前の手指は軽めの刺激をして緊張の緩和や感覚のチューニング調整を行います。
🎵 まとめ|ピアノを長く楽しむために、身体のメンテナンスを
ピアノの演奏は、身体が楽器の一部となる繊細な表現です。
だからこそ、体の不調や緊張は「音」にも影響を与えてしまうことがあります。
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いつまでも気持ちよくピアノが弾けるように
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痛みや違和感を我慢せず、早めにケアしたい
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手や肩に不安を感じている演奏家・愛好家の方へ
鍼灸は身体の“内側から整える”メンテナンス方法です。
ぜひ一度、あなたの身体の状態を見直してみませんか?
📍 城ヶ崎さくら並木の鍼灸院(静岡県伊東市富戸908-111)
📞 ご予約・お問い合わせ:0557-51-3663
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