鏡の前で立ったとき、自分の脚の形が気になったことはありませんか?
両足のくるぶしをくっつけても膝が開いてしまうO脚。
両膝をくっつけてもくるぶしが開いてしまうX脚。
どちらも見た目の問題だけでなく、膝や股関節に余計な負担をかけ、将来的な痛みの原因になることがあります。
今回は、それぞれの特徴と原因、そして鍼灸がどのように役立つかについて解説します。
O脚とX脚の見分け方
O脚の原因
O脚のほとんどは、生活習慣や筋肉のアンバランスが原因で起こると言われています。
- 骨盤の歪み: 骨盤が後ろに傾く**「猫背」**の姿勢になると、股関節が外側にねじれ、O脚を助長します。
- 内ももの筋力不足: 太ももの内側にある内転筋が弱いと、脚を正しい位置で支えられず、膝が外側に開いてしまいます。
- 歩き方の癖: がに股で歩く癖もO脚の原因になります。
X脚の原因
X脚もO脚と同様に、日々の姿勢や筋肉の使い方の癖が大きく影響します。
- 骨盤の歪み: 骨盤が前に傾く**「反り腰」**の姿勢になると、股関節が内側にねじれ、X脚に繋がりやすくなります。
- 太ももの外側の筋肉の張り: 太ももの外側の筋肉が張りすぎると、膝が内側に引っ張られ、X脚を助長します。
- ぺたんこ座り: 膝を内側にねじる座り方も、膝関節に負担をかけX脚の原因になります。
鍼灸によるO脚・X脚へのアプローチ
鍼灸治療では、O脚やX脚を単なる骨の歪みとは考えず、**「筋肉のアンバランス」や「骨盤の歪み」**が引き起こす問題として捉えます。
1. 骨盤の歪みを整える
O脚もX脚も、その根本には骨盤の歪みがあることが多いです。骨盤周りの筋肉に鍼をすることで、骨盤を正しい位置に戻す手助けをし、脚全体のバランスを整えます。
2. 筋肉のアンバランスを調整する
鍼で、硬くなった筋肉を緩め、弱っている筋肉の働きを活性化させます。
- O脚: 弱っている内ももの筋肉を刺激し、逆に張りすぎている外側の筋肉を緩めます。
- X脚: 張りすぎている太ももの外側の筋肉を緩め、内側に引っ張る力を弱めます。
3. 膝周りの痛みを和らげる
O脚やX脚は、膝に不均等な負荷をかけるため、**膝の痛み(鵞足炎、腸脛靭帯炎など)**を伴うことがあります。鍼で痛みの原因となっている炎症部位の血流を改善し、痛みを根本から和らげます。
伊東市でO脚・X脚にお悩みなら、当院へ
「O脚やX脚は治らない」と諦めていませんか?
当院では、あなたの脚の形を歪ませている根本原因を丁寧に探り、身体の内側からバランスを整える施術を行います。O脚やX脚を改善することで、見た目の美しさだけでなく、将来的な膝や腰の痛み予防にもつながります。
一人で悩まずに、まずは一度ご相談ください。
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