「鍼を刺したら、ズーンと重い感じがした」
「チクッとした鋭い痛みがあった」
鍼治療を受けたことがある方は、このような感覚の違いを感じたことがあるかもしれません。
この感覚の違いは、鍼が触れている場所と、あなたの身体の状態によって決まります。
今回は、鍼治療で感じる
**「得気(とっき)」**と呼ばれる心地よい響きと、不快な痛みの違い
そして全身が鍼に過敏になっている理由についてお話しします。
「ズーン」や「重い」は治療が効いているサイン
この「ズーンとくる」「重い」「だるい」といった感覚は、鍼が目的の場所にしっかり届いたときに感じる、鍼治療特有の響きです。
- 鍼が触れている場所: 筋肉の深い部分にある頑固なコリや、特定のツボ(経穴)。
- 身体の反応: 鍼がツボを刺激することで、筋肉の緊張が緩み、血流が改善に向かっているサインです。
この感覚は、身体が鍼の刺激に反応し、治療が効果的に行われている証拠だと考えています。
「チクッ」や「ビリッ」は不必要な刺激
一方、「痛い!」「チクッとした」「ビリッと電気が走る」という感覚は、不快であり、治療効果とは異なることが多いです(例外もあるという考えもあります)
- 鍼が触れている場所: 皮膚の表面にある痛覚受容器や、血管、神経など。
- なぜ起こる?: 鍼を刺す角度や深さが少しずれたり、身体が過度に緊張していたりする場合に起こります。
もし施術中にこのような不快な痛みを感じた場合は、我慢せずにすぐに鍼灸師に伝えてください。
鍼の深さや角度を調整することで、不快な痛みを避けることができます。
全身どこでも痛い!
その身体、鍼に敏感になっていませんか?
「どこに鍼をされても痛い」と感じる場合、それはあなたの身体が、鍼の刺激に対して過敏な状態になっているサインかもしれません。
- 自律神経の乱れ: ストレスや不眠などで自律神経が乱れると、痛みを感じるシステムが過敏になり、わずかな刺激でも「痛み」として認識しやすくなります。
- 全身の血行不良: 冷えや運動不足で血行が滞ると、筋肉や皮膚が硬くなり、鍼がスムーズに進まず痛みを感じやすくなります。
この場合、鍼灸師は身体の状態に合わせて施術方針を慎重に変えます。
- より細い鍼を使用する: 髪の毛ほどの細い鍼で、身体に負担をかけずに施術を行います。
- 自律神経を整える施術に切り替える: 痛みを感じやすい身体の状態そのものを根本から改善するために、手足や頭のツボを使い、自律神経のバランスを整えることに重点を置きます。治療期間は長くなります。
痛みは我慢しないでください
鍼治療は、痛みを我慢するものではありません。
当院では、患者様一人ひとりの身体の状態や感受性を丁寧に確認しながら、安心して施術を受けていただけるよう配慮しています。
伊東市で、鍼治療に不安を感じている方も、ぜひ一度ご相談ください。
私たちは、あなたの身体からのサインをしっかり受け止め、適切な治療をご提供することをお約束します。
ご予約・お問い合わせは、お電話またはウェブサイトからお気軽にどうぞ。