「背中がいつも重苦しい…」
「肩こりだと思ってマッサージに行っても、全然楽にならない…」
もしあなたが、このような原因不明の背中の重苦しさに悩んでいるなら、それは単なる筋肉のコリだけではないかもしれません。
今回は、背中の重苦しさに隠された意外な原因と、当院の鍼治療がなぜ有効なのかを解説します。
原因1:筋骨格系の問題(猫背、筋肉の過緊張)
最も一般的な原因は、姿勢の悪さや長時間のデスクワークなどによる、背中や肩甲骨周りの筋肉の過緊張です。
- 姿勢の悪さ: 背中が丸まることで、特定の筋肉に過剰な負担がかかり、慢性のコリや重苦しさにつながります。
- 筋膜の癒着: 筋肉を覆う筋膜が硬くなり、滑りが悪くなることで、重苦しさや動きにくさを感じます。
当院の鍼治療アプローチ
このタイプの背中の重苦しさには、背骨の両脇にある「夾脊穴(きょうせきけつ)」や、背中に沿って並ぶ「膀胱経(ぼうこうけい)」のツボを使います。
これにより、深部の筋肉を緩め、血行を促進します。
原因2:内臓の不調による関連痛
背中の重苦しさは、胃や肝臓、心臓など、内臓の不調が原因で起こる「関連痛」である可能性があります。
- 例:胃の不調: 胃炎や胃潰瘍の場合、みぞおちだけでなく、背中の中央部に重苦しさや痛みを感じることがあります。
当院の鍼治療アプローチ
内臓の不調が原因の場合、体性内臓反射(体の表面への刺激が内臓に影響を与える反射)を利用した施術を行います。
背中のツボへの鍼刺激が、内臓の働きを整え、間接的に背中の症状を和らげます。
原因3:自律神経の乱れ
ストレスや不眠が続くと、自律神経のバランスが乱れ、全身の筋肉が緊張状態になります。
- 筋肉の慢性的な緊張: 自律神経の乱れで交感神経が優位になると、常に身体がこわばった状態になり、背中全体に重苦しさや息苦しさを感じることがあります。
当院の鍼治療アプローチ
この場合は背中への鍼に首や顔、頭皮のツボに鍼を加え、自律神経のバランスを整えます。
これにより、身体の緊張を根本から緩和し、リラックスできる状態へと導きます。
⚠️ こんな症状は要注意!「レッドフラッグ」
背中の重苦しさには、注意すべきサインが隠れている場合があります。
以下の症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。
- 安静にしていても痛みが続く、または悪化する
- 発熱、吐き気、体重減少などの全身症状がある
- 手足のしびれ、麻痺、力が入りにくいなどの神経症状がある
- 胸の痛みや圧迫感を伴う
当院では、患者様の症状を丁寧に伺い、必要に応じて医療機関への受診をお勧めしています。
最後に
「ただの肩こり」と諦めていた背中の重苦しさも、
原因を特定し、適切なアプローチをすれば改善できる可能性があります。
伊東市にある当院で、あなたの背中の重苦しさの根本原因を探り、快適な毎日を取り戻しませんか?
ご予約・お問い合わせは、お電話またはウェブサイトからお気軽にどうぞ。 電話:0557-51-3663 ホームページ:https://sakura491.com/