「ランニングを始めると、いつも膝の外側が痛くなる…」
「しばらく休んでも、また走り出すと痛みが戻ってしまう…」
もしあなたが、このようなお悩みを抱えているなら、それは
「腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」、通称「ランナー膝」かもしれません。
この症状は、単に使いすぎが原因と思われがちですが
実は身体の歪みや走り方など、根本的な原因が隠れていることがほとんどです。
今回は、腸脛靭帯炎の本当の原因と、当院がどのように段階的に治療を進めていくかについて解説します。
腸脛靭帯炎の「本当の原因」は身体の歪み?
腸脛靭帯炎は、太ももの外側にある靭帯が、膝の外側でこすれて炎症を起こすことで痛みが生じます。
この摩擦は、以下のような要因で強くなります。
- オーバーユース: ランニングの距離を急に増やすなど、膝への負担が過剰になった時。
- 身体の歪み: 骨盤が歪んでいたり、お尻の筋肉が弱かったりすると、膝が内側に入りやすくなり、靭帯がこすれる原因になります。
- 不適切なフォーム: 走り方が崩れていると、特定の部位にばかり負担がかかります。
痛みが出ているのは膝ですが、その根本原因は、身体全体のバランスにあることが多いのです。
痛みを今すぐ楽にする鍼灸の「段階的治療」
当院では、腸脛靭帯炎に対して
「痛みの緩和」と「根本原因の改善」を両立させる、2段階の治療を行います。
ステップ1:集中治療期(1〜3回目の施術)
- 施術内容: 痛みが出ている膝の外側や、その周辺にある腸脛靭帯や大腿筋膜張筋といった筋肉に直接鍼を打ち、炎症を鎮めます。
- 目的: まずは、つらい痛みを大幅に和らげ、日常生活やランニングを快適に行えるようにします。
ステップ2:根本治療期(4回目以降の施術)
- 施術内容: 痛みが引いてきたら、骨盤や股関節、足首といった**身体のアライメント(骨格の配列)**を整える治療に時間をかけます。
- 目的: 痛みの再発を防ぐために、根本原因である身体の歪みを修正し、ランニングフォームを安定させます。
「もう痛くない!」をゴールに、一緒に頑張りましょう
痛みを我慢して走り続けると、症状が慢性化し、治りにくくなることがあります。
当院は、一時的に痛みを和らげるだけでなく
「もう痛くならない身体」
をゴールに、あなたの症状に真摯に向き合います。
伊東市でランナー膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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