レッドライトセラピーとは?効果や安全性をわかりやすく解説

本日レッドライトセラピー用の器具を導入しました。

この1か月間は試験的に使っていきますのでどしどし感想を言っていただければ幸いです。

 

 

まず、レッドライトセラピーとは

 

レッドライトセラピー(赤色光療法)は、600〜700nm前後の赤色光や、800〜1000nmの近赤外線を使った治療法です。


LEDやレーザー機器を用いて光を皮膚に照射することで、細胞のエネルギー産生を助け、血流を促進し、組織の修復をサポートすると考えられています。なんかすごそうですね(笑)


別名「低出力光線療法(LLLT)」とも呼ばれ、医療や美容、スポーツ分野など幅広く活用が広がっています。


どんな仕組みで効くの?怪しくない?

光が細胞の「ミトコンドリア」に届くと、ATPというエネルギーが作られやすくなります。
その結果、次のような変化が起こると考えられています。

  • 血流改善:酸素や栄養が届きやすくなる

  • 抗炎症作用:炎症物質が抑えられる

  • 組織修復:細胞の修復スピードが高まる


期待される効果

研究や臨床報告で、次のような効果が報告されています。

  • 痛みの緩和(肩こり・腰痛・関節痛)

  • 筋肉疲労やスポーツ後のリカバリー

  • 皮膚の若返り(シワやたるみの改善)

  • ニキビや肌荒れの回復サポート

  • 脱毛症の改善(AGAやびまん性脱毛)

  • 手術後やケガの回復サポート


エビデンスまとめ表

 

 

効果が期待される症状 研究報告・エビデンス
慢性腰痛・関節痛 RCT(ランダム化比較試験)で有効性を示す報告あり
筋肉疲労・運動後回復 スポーツ科学分野で回復促進の報告あり
美容(シワ・肌のハリ) コラーゲン生成を促進する臨床研究あり
ニキビ・皮膚疾患 抗炎症作用による改善が報告されている
脱毛症 男性型脱毛症(AGA)への有効性を示す報告あり
創傷治癒 術後回復・褥瘡治癒の改善例あり
神経障害 一部で末梢神経回復の報告(研究段階)

大事なだいじな安全性と注意点

 

レッドライトセラピーは非侵襲的で安全性が高い方法ですが、次の点には注意が必要です。

  • 過度な照射は効果を弱める可能性がある

  • 強い光を使う場合はゴーグルなどで目を保護する

  • 光線過敏症のある方や特定の薬を服用中の方は要注意

  • 妊娠中のお腹や、がんのある部位には使用を避ける


鍼灸と組み合わせたらどうなりそう?

 

 

当院では、鍼灸で自律神経や血流をよくする施術を行っています。


そこにレッドライトセラピーを組み合わせることで、

  • 痛みやコリの改善をさらに高める

  • 美容鍼と合わせて肌の再生力を引き出す

  • ケガや神経障害の回復をサポートする

といった相乗効果が期待できます。


まとめ

 

 

レッドライトセラピーは、細胞の修復や血流を助ける新しい治療法として注目されています。


痛みの緩和から美容、スポーツ後のケアまで幅広く応用でき、副作用も少ないのが特徴です。

城ヶ崎さくら並木の鍼灸院では、鍼灸施術に加え、こうした光療法の知見も取り入れ、力を借りながら患者様の体質や症状に合わせたケアを行っています。

「痛みを根本から改善したい」


「美容と健康を同時にケアしたい」

そんな方はぜひご相談ください。ただ美容鍼はやってませんよ・・・

顔の鍼について|当院が「美容鍼」を行わない理由【伊東市 城ヶ崎さくら並木の鍼灸院】

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