「朝起きても全然疲れが取れない…」
「夜中に何度も目が覚めるし、最近は朝から頭が重い…」
こうした悩みの原因、実は
「夜間の食いしばりや歯ぎしり(ブラキシズム)」
かもしれません。
食いしばりは、歯や顎関節にダメージを与えるだけでなく
睡眠中の脳と体を緊張させ続け、あなたの睡眠の質を徹底的に破壊しています。
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院では、食いしばりによって乱れた自律神経のバランスを整え、
深いリラックス状態へと導くことで、不眠や朝の不調を根本から改善します。
1. 食いしばりが睡眠の質を破壊する3つの弊害
睡眠中の食いしばりは、起きている時よりもはるかに強い力(最大で体重の2倍以上)が顎にかかると言われています。
この異常な緊張が、質の高い睡眠を妨げます。
弊害①:交感神経の持続的な過緊張
- 眠っているのに体が戦闘状態: 眠っている間、食いしばりによって顎周りの筋肉(咀嚼筋)が強く収縮すると、体はストレスを感じて交感神経(興奮・緊張の神経)が優位な状態になります。
- 脳が休まらない: 本来、睡眠中は副交感神経(リラックスの神経)が優位になり、脳と体を深く休ませる時間です。しかし、食いしばりが続くことで交感神経が優位になり続け、脳が覚醒に近い状態になり、深いノンレム睡眠(熟睡)に入ることができません。
弊害②:睡眠サイクルの乱れと中途覚醒
食いしばりによる筋肉の緊張や顎の痛みは、自律神経を刺激し、眠りを浅くします。
- 中途覚醒の増加: 緊張状態によって眠りが浅くなるため、**夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)**回数が増えます。
- 睡眠の断片化: 睡眠サイクルが細切れになり、量だけは寝ていても、質の良い休息が取れない**「睡眠負債」**の状態に陥ります。
弊害③:朝の不調(頭痛、倦怠感)
睡眠中に強い食いしばりが続くと、その負荷は顎から首、頭蓋骨へと波及します。
- 朝の緊張型頭痛: 顎の筋肉と繋がっている側頭筋や後頭部の筋肉が夜通し緊張し続けた結果、起きた瞬間から頭の締め付けられるような頭痛を引き起こします。
- 全身の倦怠感: 深い眠り(ノンレム睡眠)で分泌される疲労回復ホルモンが十分に働かず、全身の疲労が解消されないため、朝から体が重い、だるいといった慢性的な倦怠感を感じるようになります。
2. 鍼灸治療の役割:自律神経を整え、深く眠れる体へ
食いしばりが自律神経の悪循環にまで発展している場合
マウスピースなどの対症療法だけでは、根本的な解決は困難です。
当院にご来院の患者様でマウスピースを噛み千切った方は3人います。
当院の鍼灸治療は、この「食いしばり ⇔ 交感神経過緊張」の悪循環を断ち切ることを目的としています。
✅ アプローチ①:咀嚼筋と顎関節周囲の過緊張を解除
- 目的: 顎の動きに関わる咬筋、側頭筋などの緊張を直接緩め、食いしばりの「力」を和らげる。
- 方法: 顎関節周囲のツボや、奥深くにある咀嚼筋のトリガーポイントに鍼を施します。また顔や頭に鍼をして鍼通電を行います。
- 効果: 睡眠中の筋肉の収縮を抑制し、物理的な食いしばりの強さを軽減します。
✅ アプローチ②:自律神経を鎮静化し、副交感神経を優位に
- 目的: 緊張し続けた交感神経の興奮を鎮め、質の高い睡眠に必要な副交感神経を活性化させる。
- 方法: 自律神経の中枢に近い頭、顔、首のツボや、手足のリラックスを促すツボに繊細な鍼を施します。前述した鍼通電も自律神経の調整に役立ちます
- 科学的根拠: 鍼刺激が、脳の**ストレス応答システム(HPA軸)**に働きかけ、ストレスホルモンの分泌を抑え、**心拍変動解析(HRV)**の指標を改善することが示されています。(出典:鍼灸による自律神経調整作用に関する生理学研究)
3. ご予約・お問い合わせ
食いしばりによる睡眠の質の低下は、日中の集中力や気分にも悪影響を与え、生活全体を疲弊させます。
「食いしばりなんて治らない」と諦めず、自律神経から整える鍼灸治療で、翌朝スッキリ目覚められる深い眠りを取り戻しませんか?
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院
- 住所: 〒413-0231 静岡県伊東市富戸908-111 セルティア城ケ崎105
- 電話番号: 0557-51-3663
- インターネット予約: [24時間受付中!ご予約はこちら] (https://kenkounihari.seirin.jp/clinic/1195/reserve)
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駐車場: 完備しております。