「膝のお皿の下がいつも痛い」
「特に膝を伸ばしきる時や立ち上がる時にズキッとくる」
「病院に行ってもなかなか治らない」
もしあなたがこのような症状に悩んでいるなら
その原因は**【膝蓋下脂肪体炎(しつがいかしたいぼうえん)】**かもしれません。
膝蓋下脂肪体(ホッファ脂肪体)は、膝のクッションとなる重要な組織ですが
炎症を起こすと非常に頑固で、生活に大きな支障をきたします。
当院では、この炎症を起こした脂肪体に直接アプローチする鍼治療によって、多くの患者様の痛みを解消し、早期の回復をサポートしています。
1. 膝蓋下脂肪体炎の痛み:なぜ慢性化しやすいのか?
膝蓋下脂肪体は、膝関節の前面にある脂肪のクッションであり
膝を動かす際の衝撃吸収や潤滑作用を担っています。
また非常に痛みを感じやすい部分としても施術家界隈で有名です。
慢性化のメカニズム
- 圧迫と炎症: 膝の使いすぎや**反張膝(膝が反りすぎる状態)**などにより、脂肪体が骨に挟み込まれる(インピンジメント)ことで、微細な損傷と炎症が発生します。
- 血管・神経の集中: この脂肪体には豊富な知覚神経と毛細血管が含まれているため、炎症が起きると非常に強い痛みを感じやすいのが特徴です。
- 治りにくい構造: 脂肪体は血流が届きにくく、一度炎症が起きると痛みの物質や老廃物が滞留しやすいため、慢性化しやすいという厄介な性質を持っています。
2. 【当院の専門治療】膝蓋下脂肪体への直接アプローチ
従来の治療では、周辺の筋肉を緩めたり、湿布や注射で炎症を抑えたりすることが主でしたが
炎症を起こし硬くなった脂肪体そのものに直接アプローチすることは困難でした。
当院では、この脂肪体にごく細い鍼を正確に刺入することで、以下のような効果を同時に引き出し、痛みの根本的な解消を目指します。
① 炎症物質の強制排出と自己治癒力の促進
細い鍼を脂肪体に直接刺すことで、物理的に組織を刺激し、周囲の血管を拡張させます。
- デトックス効果: 滞留していた炎症性物質や痛みの原因物質を、強制的に血管やリンパ管に乗せて流し出すのを促します。
- 修復の促進: 血液の流れが改善することで、新鮮な酸素や栄養が組織に行き渡り、**脂肪体自体の修復(自己治癒力)**を活性化させます。
② 肥厚・硬化した組織の柔軟性回復
慢性的な炎症が続くと、脂肪体は硬く線維化し、クッションとしての機能が失われてしまいます。
- 鍼の刺激により、硬くなった脂肪体の組織に微細な隙間を作り、組織の柔軟性を回復させます。これにより、膝を伸ばしたときに**挟み込まれる現象(インピンジメント)**が起きにくくなります。
③ 神経の興奮を鎮める鎮痛作用
痛みのセンサーが集まる脂肪体に鍼で正確な刺激を与えることで、痛みを脳に伝える知覚神経の過剰な興奮を鎮め、高い鎮痛効果をもたらします。
3. このようなお悩みに鍼治療がおすすめです
特に以下のような症状でお悩みの方に、当院の膝蓋下脂肪体への専門的な鍼治療は高い効果が期待できます。
- 膝蓋骨(お皿)の下の痛みが、3ヶ月以上続いている方。
- スポーツや仕事で膝を酷使しているため、根本的に治したい方。
- 特に膝をまっすぐに伸ばしきった時に痛みが強い方。
- マッサージや湿布、電気治療では痛みが改善しないと感じている方。
- 手術をせずに、痛みを解消したいと強く望んでいる方。
膝蓋下脂肪体炎は、適切な部位に適切なアプローチをすれば、必ず改善が見込める疾患です。
当院にご相談いただければ、あなたの痛みに最適な治療プランをご提案いたします。
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院
- 住所: 〒413-0231 静岡県伊東市富戸908-111 セルティア城ケ崎105
- 電話番号: 0557-51-3663
- インターネット予約: [膝蓋下脂肪体炎専門治療のご予約はこちら] (https://kenkounihari.seirin.jp/clinic/1195/reserve)
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駐車場: 完備しております。