夜中や明け方に突然ふくらはぎがつってしまう「こむらがえり」
一度治っても何度も繰り返すと、睡眠不足や不安がつのり、日常生活にも影響します。
「鍼灸でこむらがえりは改善するの?」
「何回くらい通えば良くなる?」
といった疑問をお持ちの方に向けて、静岡県伊東市の《城ヶ崎さくら並木の鍼灸院》が、原因・施術内容・改善までの流れを詳しく解説します。
鍼灸で繰り返すこむらがえりの改善は可能?
結論からいうと、
筋肉の緊張・血行不良・姿勢の乱れが背景にあるこむらがえりは、鍼灸で改善が期待できます。
特に以下のケースでは効果が出やすい傾向があります。
鍼灸で改善が期待できるこむらがえり
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デスクワーク・立ち仕事で血流が悪くなる
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運動不足によるふくらはぎの柔軟性低下
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冷えによる循環不良
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足首の硬さや姿勢不良(反り腰・猫背)
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寝ている姿勢で足に負担がかかる
多くの患者様で、鍼灸 3〜5回ほどで夜間のこむらがえりが大幅に減少します。
鍼灸だけでは改善が難しいケース
内科的な原因の場合、鍼灸は補助的な役割になります。
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糖尿病
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甲状腺の病気
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電解質異常(カリウム・マグネシウム不足など)
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慢性腎臓病
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脱水症
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利尿剤・降圧剤などの服薬の影響
頻繁にこむらがえりを起こす方は内科での血液検査と併行がおすすめです。
繰り返すこむらがえりの原因は?
① ふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)の緊張
筋肉が硬くなると、夜間の伸び縮みがスムーズに行えず、つりやすくなります。
② 血流不足(冷え・運動不足)
ふくらはぎは「第二の心臓」。血流が悪いと筋肉が疲労しやすく、こむらがえりの原因に。
③ 足首や膝の可動域の低下
関節の動きが悪いと、その負担がふくらはぎに集中します。
④ 姿勢の乱れ(反り腰・猫背)
姿勢が崩れると、下肢の筋肉に常に負担がかかります。
⑤ 水分・ミネラル不足
運動時や夏場に多い原因です。
当院の鍼灸での施術ポイント
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院では、原因に合わせて次のような施術を行います。
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ふくらはぎ深部の筋緊張を緩める鍼施術
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足首・膝周囲の可動域改善
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下腿の血流改善(承山・承筋・委中など)
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冷えが強い方には温熱療法を併用
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再発防止のための姿勢調整(骨盤・背中の筋バランス改善)
特に、筋緊張が強い場合は
**鍼+温熱(灸・遠赤外線)**の組み合わせが効果的です。
改善までに必要な鍼灸の回数は?
① 症状の軽減期(こむらがえりの頻度を減らす期間)
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週1回ペース
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2〜5回で「つらなくなった」という声が多数
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慢性の場合は 5〜8回
② 再発予防の「姿勢改善」期間
足首の硬さや骨盤の傾きがある場合、根本改善には
姿勢改善が必須です。
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週1回
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3〜6回で姿勢や歩き方の変化が見られる
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症状改善+姿勢改善で 合計5〜14回が目安
どのように改善していく?|典型的な改善パターン
① ふくらはぎの硬さが軽くなる
最初の数回で「足が軽い」「つりそうな感じが減った」と実感。
② 夜間のこむらがえりが減る
毎日 → 数日に1回 → 月に数回へ大きく改善。
③ 足首の動きが良くなり、歩行が安定する
筋肉に無駄な負担がかからなくなる。
④ 冷え・むくみが改善しやすくなる
血流改善により「足が温かい」と感じやすい。
⑤ 姿勢が整い、再発しにくい身体へ
ふくらはぎに負担がかかりにくくなるため、根本改善へつながる。
まとめ|鍼灸は“繰り返すこむらがえり”に非常に有効です
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鍼灸は筋肉の緊張・血行不良からくるこむらがえりに非常に効果的
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病院での検査が必要なケースもある
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改善には 2〜5回、再発予防には姿勢改善を含め 5〜14回が目安
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姿勢や歩き方の改善を含めることで再発しにくい身体をつくれる
「こむらがえりが怖くて眠れない」
「毎日のようにつってしまう」
という方は、ぜひ当院の鍼灸施術をご相談ください。