「親指の付け根がズキッと痛む」
「フタを開ける、抱っこ、スマホ操作がつらい」
「湿布を貼っても良くならない」
その痛み、ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)かもしれません。
特に産後・育児中の方、家事や手作業が多い方に多く、我慢して使い続けると長引きやすいのが特徴です。
この記事では、
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ドケルバン病とは何か
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鍼灸・徒手療法でどう軽減していくのか
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改善のステージと通院回数の目安
を、患者さん目線で分かりやすく解説します。
ドケルバン病とは?
親指を広げる・反らす腱(長母指外転筋・短母指伸筋)が、手首の親指側のトンネル(腱鞘)を通る部分で滑りが悪くなり、痛みが出る状態です。
✔ 親指側の手首がピンポイントで痛い
✔ 物をつまむ・抱っこ・タオルを絞ると悪化
✔ 親指を動かすと引っかかる感じがある
このような症状があれば、ドケルバン病の可能性が高いです。
なぜなかなか治らないのか?
ドケルバン病は単なる「炎症」ではなく、
腱鞘が厚くなり、腱の滑走が物理的に妨げられる状態が背景にあります。
さらに、
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痛みをかばって手首・前腕に力が入る
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無意識に親指を酷使する
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休ませる時間が足りない
これらが重なると、使うほど悪化する悪循環に陥ります。
鍼灸と徒手療法で改善していく過程
【ステージ1】刺激期(痛みが強い)
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些細な動作で鋭い痛み
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腫れぼったさ、圧痛が強い
👉 鍼灸で痛みの過敏を落ち着かせ、
👉 徒手療法で前腕〜手首の緊張をやさしく調整
👉 母指スパイカ固定(サポーター)で「使いすぎ」を止める
【ステージ2】回復期(痛みは減るが特定動作で残る)
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日常は楽だが、つまみ動作で再燃
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最後の角度だけ痛い
👉 腱の滑走を妨げる要因を減らし、
👉 正しい使い方・負荷の戻し方を練習
【ステージ3】再発予防期
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痛みは軽いが、忙しいと戻る
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同じ動作で再発しやすい
👉 生活動作の見直し+セルフケアで
👉 **「もう繰り返さない状態」**を作ります。
施術回数・頻度の目安
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痛みが強い時期:週1〜2回/3〜6回
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回復期:週1回/6〜10回
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再発予防:隔週〜月1回(状態により調整)
※必要以上に通わせることはありません。
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院
〒413-0231
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セルティア城ヶ崎105
☎ 0557-51-3663
▶ ご予約
https://kenkounihari.seirin.jp/clinic/1195/reserve
「これくらいで相談していいのかな」
そう思う段階こそ、回復が早いタイミングです。