「上を向こうとすると首の奥が痛い」
「天井を見る動作がつらい」
「美容院や歯医者の姿勢が苦痛」
このような症状でお悩みの方は、首を後ろに倒す(伸展)動きで負担がかかる状態になっている可能性があります。
病院では
「骨に異常はない」
「年齢のせい」
と言われたものの、なかなか改善せず、不安を感じていませんか?
この記事では、
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首を後ろに倒した時に痛みが出る主な原因
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鍼灸や徒手療法でどう改善していくのか
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回復までのステージと通院回数の目安
を、専門用語を抑えて分かりやすく解説します。
首を後ろに倒すと痛い原因とは?
このタイプの首の痛みで多いのは、次のような状態です。
● 首の関節(椎間関節)への負担
首の後ろ側にある関節は、後ろに倒す動きで最も圧迫されやすい構造です。
長時間のスマホ・デスクワーク・姿勢のクセがあると、関節が過敏になり、伸ばした瞬間に痛みが出ます。
● 神経が刺激されている状態
首を後ろに倒すことで、神経の通り道が狭くなり、
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肩や腕に響く
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ビリッとする
といった症状が出る方もいます。
● 筋肉が“守り”で固まっている
痛みを避けるため、首や肩の筋肉が無意識に緊張し、
動かそうとした瞬間にブレーキがかかる状態です。
なぜ放っておくと良くなりにくいのか?
首を後ろに倒すと痛い方の多くは、
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怖くて動かさない
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姿勢がさらに前かがみになる
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首だけで動かそうとする
といった状態が続きます。
その結果、
首の関節・筋肉・神経に負担が集中したままになり、
「一時的に楽→また痛い」を繰り返しやすくなります。
鍼灸と徒手療法で改善していく過程
【ステージ1】急性期:痛みを落ち着かせる(0〜2週)
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上を向くと鋭く痛い
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可動域がかなり狭い
👉 鍼灸で痛みの過敏を抑え、
👉 徒手療法で悪化させない範囲の動きを回復
👉 無理に伸ばさず「動かせる範囲」を広げます。
【ステージ2】回復期:動きを取り戻す(2〜6週)
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痛みは減ったが、最後の角度がつらい
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仕事や運転で違和感が残る
👉 首だけでなく、背中・肩甲骨の動きも含めて調整
👉 首に負担が集中しない使い方を身につけます。
【ステージ3】予防期:再発しにくい状態へ(6〜12週)
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日常生活はほぼ問題なし
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疲れると違和感が出る程度
👉 姿勢・動き・生活リズムを整え、
👉 「痛みが出にくく、戻りにくい首」を目指します。
通院回数・頻度の目安
症状の強さや期間にもよりますが、一般的な目安は以下です。
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初期(痛みが強い)
週1〜2回/3〜6回 -
回復期
週1回/4〜6回 -
予防・定着
隔週〜月1回(必要な方)
▶ 合計:5〜10回/約2〜3か月
当院の考え方
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院では、
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痛いところだけを施術しない
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首・背中・肩・生活動作まで含めて評価
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鍼灸と徒手療法を組み合わせて段階的に改善
を大切にしています。
「上を向くのが怖い」
そんな不安がある方こそ、早めのケアが大切です。