【症例】脊柱管狭窄症タイプの坐骨神経痛|歩くと痛くなるケース(伊東市

「歩いていると足が痛くなり、少し休むと楽になる」
この症状は、脊柱管狭窄症タイプの坐骨神経痛によく見られます。


■ 来院時の状態

70代・男性

お悩み

  • 5〜10分歩くと足が痛くなる

  • 少し座ると楽になる

  • 腰より足のだるさが強い

  • しびれもある

病院では
「年齢的なもの」「脊柱管が少し狭い」
と言われ、様子見。

手術は避けたいという思いで来院されました。


■ このタイプの特徴

脊柱管狭窄症タイプは、

  • 歩くと悪化

  • 休むと軽くなる

  • 前かがみだと楽

という特徴があります。

神経の通り道が狭くなり、
歩行時に神経が刺激されやすくなる状態です。


■ 施術の流れ

当院では、いきなり動かすのではなく、
まず神経の状態を落ち着かせることから始めます。


① 神経の興奮を落ち着かせる

腰とおしりの深い部分に鍼を行い、

  • 神経周囲の緊張をゆるめる

  • 血流を改善する

  • 神経の敏感さを落ち着かせる

週1回ペースから開始。

歩いた後の痛みが少しずつ軽減。

 

同時に坐骨神経上の過敏なツボにも鍼をしています(承扶・殷門・陽陵泉・承山・足三里など。その時の痛みに準じて)

② 体の動きを整える

症状が落ち着いた段階で、

  • 腰の動き

  • 骨盤の動き

  • 股関節の動き

をやさしく整えます。

これは
「再び神経が刺激されにくい体」にするためです。


■ 経過

  • 2回目:歩行後の痛み軽減

  • 4回目:休む回数が減る

  • 6回目:長く歩けるように

  • 10回目前後:日常生活はほぼ問題なし

徐々に歩ける距離が伸び、生活が楽になりました。


■ 当院の最初の目標

どの症状でも、

「月1回のメンテナンスで済む体にすること」

これを最初のゴールにしています。

痛みだけを取るのではなく、
再発しにくい状態を目指します。


■ まとめ

脊柱管狭窄症タイプの坐骨神経痛は、

  • 神経の興奮を落ち着かせる

  • その後、体の動きを整える

この順番が大切です。

早めに整えることで、
手術を選ばずに済むケースもあります。

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