お客様からの質問「1回で治せる？他」

 

要点は

 

・慢性病が1回の施術で治せるのか？

・刺激のない施術をするのか？

 

こんにちは、伊東市鍼灸専門・城ケ崎さくら並木の鍼灸院の増田です。

 

今回は電話でのやりとりをご紹介させていただきます。

 

（個人が特定できないように内容には一部配慮しています）

 

（というか電話のみなので、私にもどんな人物かはわかりません）

 

私の力不足のため、電話のみで施術には至りませんでしたが

 

皆様が気になったり、疑問に思ったりするであろうことを質問いただきましたので参考のため書きました。

 

慢性〇〇は1回では無理！な理由

 

端的に言うとつらい場所以外に悪いところがあるから。

 

これはどんな治療院の説明にも書いてあるので、

 

慢性腰痛の身体を会社として考えてみましょう。

 

「腰さん」とても働き者です、会社の土台となる花形部署です。

 

でも実はあまり動作が好きではありません、皆の縁の下の力持ちとして支えることが得意なんです。

 

でも「腰さん」が働き者であるがゆえに、隣部署の「股関節さん」少しくらいサボっても業績には影響ないだろうと働かなくなっていきます。

 

「腰さん」は文句も言わず不得意なはずの「股関節さん」の仕事を請け負って会社のために貢献します。

 

最初は「腰さん」の業績で会社は異常が起きていることにまったく気が付きません。

 

しかし「腰さん」は疲れ切ってついには倒れてしまい、会社の業績が傾いていきます。

 

これが慢性○○の正体の1つです。

 

「腰さん」が過労から回復しても

 

隣部署の「股関節さん」が仕事を再びしてくれないかぎり

 

何度も何度も「腰さん」は倒れ続け、元通りに働けなくなります。

 

鍼で「腰さん」を回復させることはできます。

 

しかしサボりつづけている「股関節さん」をなんとかしないと「腰さん」も会社の業績も不安定なままです。

 

なので貢献していない社員を再び働かせる別プログラムが必要になります

 

（当院では筋骨格整体コース）

 

他にも＜栄養学＞や＜脳の記憶の問題＞、＜内臓の状態＞まで考慮しなければいけないこともあり、

 

慢性〇〇は1回施術では完全回復はみこめないのが現状です。

 

次は鍼の刺激について

 

無刺激の施術は「筋骨格整体」にて承っています。

 

なぜなら鍼の刺激＜得気＞は

 

当院では治療効果につながる必要な反応と考えています。

 

多くの場合、＜得気＞は心地よい感覚として経験されますが、

 

かなりの個人差があり、特に固い筋肉の場合は

 

やや強い感覚として感じられることもあります。

 

この感覚を大事にしているために無刺激の鍼治療は行っていません。