「腕を上げようとすると肩が痛い…」
「でも、誰かに持ち上げてもらうと、あれ?そんなに痛くないかも?」
伊東市にお住まいのあなたも、体のどこかに痛みを感じたとき、
こんな風に感じたことはありませんか?
痛みには、大きく分けて
「自分で動かしたときに痛む」
場合と、
「誰かに動かしてもらったときに痛む」
場合があります。
これらは、痛みの原因を探る上でとても大切な手がかりになります。
今回は、城ヶ崎さくら並木の鍼灸院が、
この「自動運動時痛(じどううんどうじつう)」と
「他動運動時痛(たどううんどうじつう)」の違い
を分かりやすく解説し、
あなたの痛みの原因がどこにあるのかを一緒に考えていきましょう。
自分で動かすと痛い!「自動運動時痛」とは?
「自動運動時痛」とは、
ご自身で力を入れて体を動かしたときに感じる痛み
のことです。
例えば、
- 自分で腕を上げようとすると肩が痛い
- 自分で首を回すと首が痛い
- 自分で立ち上がろうとすると腰が痛い
といった場合がこれにあたります。
自動運動時痛で考えられる原因
このタイプの痛みは、主に
**「筋肉」や「腱(けん)」の問題**
が考えられます。
筋肉や腱は、私たちが体を動かすときに収縮して力を生み出します。
もし、これらの組織に炎症があったり、使いすぎで傷ついていたり、
硬く緊張していたりすると、自分で力を入れたときに痛みが出やすくなります。
例:筋肉の炎症(筋炎)、肉離れ、腱鞘炎、筋肉の過緊張、ぎっくり腰など
誰かに動かされても痛い!「他動運動時痛」とは?
一方、「他動運動時痛」とは、
ご自身は力を抜いてリラックスした状態で、誰か(医師や鍼灸師など)に体を動かしてもらったときに感じる痛み
のことです。
例えば、
- 力を抜いた腕を、誰かに持ち上げてもらうと肩が痛い
- 寝た状態で、誰かに首を回してもらうと首が痛い
- 仰向けで、誰かに足を上げてもらうと股関節が痛い
といった場合がこれにあたります。
他動運動時痛で考えられる原因
このタイプの痛みは、主に
**「関節そのもの」や「靭帯(じんたい)」の問題**
が考えられます。
関節は、骨と骨をつなぎ、動きをスムーズにするための重要な部分です。
もし、関節の中(軟骨や滑膜など)や、関節を安定させている靭帯に炎症や損傷があったりすると、
自分で力を入れていなくても、
関節が動かされることで痛みが出やすくなります。
例:関節炎、関節包炎、靭帯損傷、変形性関節症など
あなたの痛みはどちらのタイプ?痛みの原因を探るヒント
※これはあくまで一般的な傾向であり、痛みの原因は複雑な場合もあります。
この違いを知ることで、ご自身の痛みが「筋肉の使いすぎで起きているのかも」「もしかしたら関節に問題があるのかも」と、ある程度の見当をつけることができます。
痛みの原因を特定し、適切なケアを【伊東市の城ヶ崎さくら並木の鍼灸院】
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院では、患者様からお話を詳しく伺い、
実際に体を動かしていただきながら、この「自動運動」と「他動運動」の痛みを丁寧に確認します。
これにより、痛みの原因が主に筋肉にあるのか、それとも関節にあるのかを判断し、
一人ひとりの状態に合わせた最適な鍼灸治療をご提案しています。
- 筋肉や腱の問題が疑われる場合: 痛みの原因となっている筋肉や腱に直接アプローチし、緊張を緩め、血流を改善することで痛みを和らげます。
- 関節や靭帯の問題が疑われる場合: 関節周囲の炎症を抑え、可動域を改善するための施術を行います。
「どこが痛いのか、どうすればいいのか分からない…」と悩まずに、ぜひ一度当院にご相談ください。
伊東市で皆様の健康をサポートする鍼灸院として、あなたの痛みに真摯に向き合い、改善へと導くお手伝いをさせていただきます。
ご予約・お問い合わせは、お電話またはウェブサイトからお気軽にどうぞ。