「以前捻挫した足首が、なんだかずっと痛い…」
「ちょっとした段差でも、すぐに足首がぐらつく気がする…」
伊東市にお住まいのあなたも、そんな経験はありませんか?
一度捻挫した足首の痛みが長引いたり、何度も繰り返したりする場合、
それは単なる「捻挫」ではなく、
「慢性足関節捻挫(まんせいそくかんせつねんざ)」かもしれません。
今回は、この慢性足関節捻挫がどのような状態なのか、なぜ起こるのか、
そして城ヶ崎さくら並木の鍼灸院がどのようにサポートできるのかを分かりやすく解説します。
「慢性足関節捻挫」ってどんな状態?
足首の捻挫は、関節を支える「靭帯(じんたい)」という組織が傷つくことで起こります。
通常、適切な治療をすれば靭帯は修復され、痛みも引いていきます。
しかし、痛みがおさまっても靭帯が完全に元に戻っていなかったり
十分なリハビリをしなかったりすると
足首の関節は不安定な状態のままになります。
この不安定さが長く続き、痛みやぐらつきが慢性化している状態が「慢性足関節捻挫」です。
特に、足首を内側にひねることで損傷しやすい
外くるぶしの前にある「前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)」の緩みが原因となることが多いです。
こんな症状があったら要注意!慢性足関節捻挫のチェックリスト
以下の症状に心当たりはありませんか?
- 足首の不安定感、ぐらつき:歩行中や段差で「カクッと」なる、頼りない感じがする。
- 繰り返しの捻挫:同じ足首を何度も捻挫してしまう。
- 慢性的な鈍い痛みやだるさ:特に運動後や、長時間立ったり歩いたりした後に足首の外側が痛む。
- 足首の違和感:関節に何か挟まっているような感じや、動きがスムーズでない。
- 足首をひねるような動作での不安感:靴下を履く、階段を降りるなどで不安を感じる。
なぜ「慢性足関節捻挫」になってしまうの?主な原因
一度の捻挫が慢性化してしまう背景には、いくつかの要因が考えられます。
- 捻挫後の不十分な治療・リハビリ 「痛みが引いたから大丈夫!」と自己判断で活動を再開したり、固定期間が短すぎたり、リハビリ(筋力強化やバランス訓練)を怠ると、傷ついた靭帯が完全に修復されず、関節の緩みが残ってしまいます。これが最も大きな原因です。
- 足首周囲の筋力低下 足首を安定させるための筋肉(特に腓骨筋群など)が弱いと、靭帯への負担が増し、不安定性が悪化します。
- 足裏の感覚(固有受容覚)の低下 足の裏や関節の周りには、体のバランスを感知するセンサー(固有受容覚)があります。捻挫をするとこのセンサー機能が低下し、足元のバランスがとりにくくなり、再捻挫のリスクが高まります。
- 元々の足の構造や体のバランス 扁平足やハイアーチなどの足の形、または体の重心の偏りなども、足首に無理な負担をかけ、捻挫を繰り返しやすい体質を作る原因となることがあります。
慢性足関節捻挫に鍼灸治療が有効な理由
「もうこの足首のぐらつきは治らないのかな…」と諦める必要はありません。
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院では、慢性足関節捻挫に対して以下のようなアプローチで改善を目指します。
- 足首周囲の筋肉の緊張緩和と柔軟性向上: 不安定な足首を支えようとして、周囲の筋肉は常に緊張し、硬くなりがちです。鍼で深部の筋肉(腓骨筋群、ふくらはぎの筋肉など)の過緊張を緩め、血流を改善することで、足首の動きをスムーズにし、痛みを軽減します。
- 炎症の鎮静と自然治癒力の促進: 慢性的な炎症がある部位に鍼を施すことで、血行を促進し、体本来の持つ自己治癒力を高めます。お灸を併用することで、足首の冷えを改善し、組織の修復を促します。
- 全身のバランス調整: 足首の不安定性は、膝、股関節、骨盤、さらには背骨といった全身のバランスの乱れと関連していることがあります。東洋医学的な視点から、症状のある足首だけでなく、体全体のバランスを整えるツボにもアプローチすることで、根本的な改善を目指します。
- 筋力回復と再発予防のサポート: 鍼灸治療で痛みが和らぎ、動きやすくなった段階で、患者様に合わせたスポーツリハビリや筋力トレーニング、バランス訓練などのアドバイスも行います。これにより、足首の安定性を高め、捻挫の再発予防につなげます。
伊東市で慢性足関節捻挫にお悩みなら当院へ
足首の痛みやぐらつきは、日常生活やスポーツ活動に大きな支障をきたします。「捻挫は癖になるから仕方ない」と諦めてしまう前に、ぜひ一度、城ヶ崎さくら並木の鍼灸院にご相談ください。
私たちは、あなたの足首の状態を丁寧に確認し、根本的な原因を見極めて、一人ひとりに最適な治療計画をご提案いたします。つらい足首の痛みから解放され、安心して日常生活を送れるよう、全力でサポートさせていただきます。
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