

お盆も終盤になり、八幡野の花火も終わって、これから秋がどんどん近づいてきます。
さて秋は空気の乾燥が進んできて意外とビールが美味しい時期・・・というのは冗談で
乾燥による咳や喉の不調が出てくる季節です。
そこで「燥の季節」を乗り越えるための薬膳スープをご紹介。
鍼灸と組み合わせることで、季節の変わり目の体調管理をやさしくサポートします。
秋の乾燥症状と東洋医学の考え方
秋は「燥邪(そうじゃ)」と呼ばれる乾燥の邪気が強まり、肺や皮膚の潤いを奪います。
具体的には下記の症状が出やすいと言われています。
- 乾いた咳
- 喉の痛み
- 鼻の乾燥
- 肌のかゆみ
そこで秋の乾燥対策 薬膳スープレシピ

白きくらげと梨の甘味スープ(肺を潤す薬膳デザート)
材料(2人分)
- 白きくらげ(乾燥) … 5g
- 梨 … 1個
- 氷砂糖 … 20g(お好みで調整)
- 水 … 400ml
白きくらげは伊東市内の「いで湯っこ市場」によく置いています、ただなければないでいいです。ただの梨のコンポートになりますが・・・
作り方
- 白きくらげは水で戻し、硬い部分を取り除く。
- 梨は皮をむき、食べやすい大きさに切る。
- 鍋に水・白きくらげ・梨・氷砂糖を入れ、弱火で20分ほど煮る。
- 温かいまま、または冷やしていただく。
効能(東洋医学的解説)
- 白きくらげ:滋陰潤肺(肺を潤し乾燥を防ぐ)
- 梨:生津潤燥(潤いを補い喉を癒す)
- 氷砂糖:肺を潤し咳を和らげる
鍼灸でできる秋の乾燥対策
おすすめのツボ
- 尺沢(しゃくたく) … 肺の働きを整え、咳や喉の不調に効果的
- 列欠(れっけつ) … 肺経の巡りを良くし、免疫力をサポート
- 足三里(あしさんり) … 胃腸を整え、食欲不振や体力低下を防ぐ


鍼灸の効果
- 肺と胃腸のバランスを整え、体内の潤いを保持
- 自律神経を整えて免疫力アップ
- 季節の変わり目の不調を予防
まとめ
秋は乾燥による不調が起きやすい季節です。
薬膳スープで肺を潤し、鍼灸で体の巡りを整えることで、咳や喉の痛みを予防できます。ただ難しいことはあまり考えずにゆるゆる食養生するのがいいと思います、患者様はストレスフルな方が多いので・・・
私は三ツ矢サイダーに梨と白きくらげを入れて楽しみました。
当院では季節や体質に合わせた鍼灸施術をご提案しています。
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