「自宅の低周波治療器を使っているけど、効果がイマイチ…」
「病院の電気治療を受けても、すぐに痛みが戻ってしまう…」
もしあなたが、そんなお悩みをお持ちなら、それは電気治療の
「目的」
が合っていないのかもしれません。
今回は、ご家庭用の電気治療器、整形外科などで使われる大型治療器、そして当院が行う「鍼通電(はりつうでん)」の3つの違いを、分かりやすく解説します。
1. 作用する深さの違い
- 家庭用低周波治療器: 皮膚の表面にある筋肉や神経に作用します。肩や腰の表面的なこりや、日々の疲れを一時的に和らげる目的で使われます。
- 整形外科・整骨院の大型治療器: 家庭用よりも強い電気を流せますが、体表から電気を流すため、深い部分に正確に作用させるには限界があります。
- 鍼通電: 鍼を直接、痛みやこりの原因となっている筋肉や神経の近くに刺し、電気を流します。これにより、体表からでは届かない身体の深部にピンポイントでアプローチできることが、最大の特徴です。
2. 期待できる効果の違い
- 家庭用・大型治療器: 血行を促進し、表面的な筋肉の緊張をほぐすことで、痛みを軽減します。
- 鍼通電: 鍼を介して流れる微弱な電流が、脳や神経に直接作用し、痛みの「誤作動」をリセットする手助けをします。これにより、ただ筋肉をほぐすだけでなく、長引く痛みの根本的な改善が期待できます。
3. 施術の目的の違い
- 家庭用・大型治療器: 主に、日々の疲れや症状の緩和を目的とします。
- 鍼通電: 筋肉や神経の働きを根本から整え、痛みを繰り返さない身体づくりを目指します。
まとめると、これら3つの電気治療は、それぞれ異なる役割を持っています。
- 一時的なこりや疲れには… 家庭用
- 表面的な痛みの緩和には… 大型治療器
- 身体の奥の痛み、神経の症状、根本改善には… 鍼通電
ところで整形外科でも整骨院でも電気治療だけで終わらせるところは少数派じゃないでしょうか?
なぜかというと、それは電気治療の守備範囲、つまり表面的な痛みをとるもの!ということをプロとしてしっかり把握しているからだと思います。
そのため足りない部分や根本原因をリハビリや関節矯正などでフォローしている・・・
なので家庭用治療器を使う場合も「それだけですべての悩みが解決される完全なものではない」という気持ちでご使用いただくとよろしいかと思います。
しっかり有効な部分はありますので。
「いろいろ試したけど、痛みが治らない…」とお悩みの方は、伊東市にある当院にご相談ください。
あなたの症状に合わせて、最適な治療法をご提案させていただきます。
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