「お尻から足にかけて、電気が走るように痛い…」
「歩いていると、太ももがしびれてきて、しばらく座らないとつらい…」
もしあなたが、このようなお悩みを抱えているなら、それは「坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)」かもしれません。
実は、坐骨神経痛は病名ではなく、症状の総称です。
痛みやしびれを引き起こす原因は、人によって異なります。
今回は、その代表的な4つの原因と、それぞれの対処法について解説します。
1. 腰椎椎間板ヘルニア
若い世代に多い坐骨神経痛の原因
腰の骨(腰椎)の間にあるクッション(椎間板)が飛び出し、神経を圧迫することで痛みを引き起こします。
- 特徴: お尻から太もも、ふくらはぎにかけての激しい痛みやしびれ。前かがみになると痛みが強くなることが多いです。
- 重症度: 痛みが強く、日常生活に支障をきたすこともあります。
2. 腰部脊柱管狭窄症
中高年に多い、歩くとつらくなる坐骨神経痛
加齢によって背骨の神経が通るトンネル(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫されることで起こります。
- 特徴: しばらく歩くと足が痛くなったりしびれたりして、歩けなくなる**「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」**が特徴です。前かがみになると症状が楽になります。
3. 梨状筋症候群
お尻の奥にある筋肉が原因の坐骨神経痛
お尻の奥にある梨状筋(りじょうきん)という筋肉が硬くなり、その下を通る坐骨神経を圧迫することで、お尻や太ももの後ろに痛みが出ます。
- 特徴: お尻の奥の鈍い痛みや、長時間座っているとつらくなる症状。
4. 変形性腰椎症
加齢による背骨の変形が原因
加齢によって背骨が変形し、骨のトゲ(骨棘)ができることで、神経を刺激して坐骨神経痛を引き起こします。
- 特徴: 慢性的な腰の痛みや、下肢のしびれが中心。
あなたの坐骨神経痛、原因に合わせた治療を
このように、坐骨神経痛の原因は多岐にわたります。
まずは、整形外科を受診して原因を特定することが重要です。
原因がわかるだけでもとても安心しますよ。
当院では、東洋医学のプロとして、あなたの痛みの原因を深部から、そして整形外科とは違った目線で見極め、鍼治療で根本改善を目指します。
- 神経の興奮を鎮める: 鍼で過敏になった神経にアプローチし、痛みの回路をリセットします。
- 筋肉の緊張を緩める: ヘルニアや狭窄症で硬くなった深部の筋肉を緩め、神経への圧迫を軽減します。
- 身体のバランスを整える: 姿勢の歪みを調整し、痛みの再発を防ぐ身体づくりをサポートします。
「この痛み、もう治らない…」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。
伊東市にある当院で、あなたの痛みに真摯に向き合い、痛みのない軽やかな日常を取り戻すお手伝いをします。
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