「整体院の猫背矯正コースに通っているけどなかなか変わらない」
「背筋を伸ばそうとしても、すぐに疲れて丸まってしまう」
「猫背を直したいけど、良い姿勢がどんな状態かわからない」
このように、猫背(円背)の改善に何度も挑戦し、挫折してしまった方は多いのではないでしょうか。
猫背は、単に「意識が足りない」のではなく
体の構造が固まり
良い姿勢を維持するための筋力が不足している状態です。
根本的に猫背を改善し、リバウンドしない美しい姿勢を手に入れるためには
3つの重要な条件をクリアする必要があります。
当院では、この3つの条件を整えるための土台作りを、鍼灸治療で集中的にサポートしています。
条件 1:構造的な柔軟性の確保(固まった関節を解放する)
猫背の最大の原因は、長時間の不良姿勢により、背中の骨や筋肉が丸まった状態で硬く固定されてしまうことにあります。
チェックポイント
- 胸椎(背中の骨)の柔軟性: 背中を反らせようとしても、背骨の真ん中あたりが動かず、硬い状態。
- 胸部の筋肉の短縮(巻き肩): 胸の前の大胸筋や小胸筋が硬く縮み、肩を前に引っ張っている状態(巻き肩)。
必要なこと: 鍼灸や手技療法により、硬く固まった胸椎や肋骨周りの筋肉(胸郭)の柔軟性を取り戻すことが最初のステップです。柔軟性がなければ、どんなに筋トレをしても良い姿勢は作れません。
条件 2:筋力のバランスの改善(姿勢を支える力を養う)
柔軟性が回復したら、次はその良い姿勢を**「楽に維持できる力」**を養う必要があります。
チェックポイント
- インナーマッスルの機能不全: 姿勢を長時間安定させる腹横筋などの体幹インナーマッスルがうまく使えていない。
- 背中の伸筋群の弱体化: 丸まった姿勢を起こす力を持つ脊柱起立筋や**肩甲骨周りの筋肉(菱形筋、僧帽筋下部)**が弱くなっている。
必要なこと: 姿勢を起こす側の筋肉を強化しつつ、体幹を深部で支えるインナーユニットの安定性を高める運動が必要です。これらの筋肉が働くことで、重力に負けずに背筋を伸ばし続けられるようになります。
条件 3:意識と習慣の改善(脳と体の再教育)
物理的な準備が整っても、猫背を形成した**「悪い習慣」**が変わらなければ、姿勢はすぐに元に戻ります。
チェックポイント
- 姿勢の認知エラー: 良い姿勢がどのような状態かを脳が認識できていない(猫背が標準になっている)。
- 環境要因: デスクの高さや椅子の選び方、スマホを見る姿勢など、悪い姿勢を強制する環境にある。
必要なこと: 正しい姿勢を**「意識的」に確認し、やがて「無意識」でも維持できるように脳と体の感覚を再教育**すること。同時に、職場や自宅の環境を整えることも欠かせません。
【当院の専門アプローチ】鍼灸で猫背改善の土台を作る
猫背改善の成功は、何よりも
**条件1の「柔軟性の確保」**
にかかっています。
当院の鍼灸治療は、硬く固まった胸椎周りや胸部の深層筋に直接アプローチし、手技では届きにくい筋膜や関節包の癒着を解除します。
- 治療のステップ:
- 深いリセット: 鍼で硬くなった小胸筋や背中の深層筋を緩め、胸郭の柔軟性を回復させます。
- 筋バランスの調整: 鍼やカッピングで、姿勢を維持するのに必要なインナーマッスルが働きやすい状態にリセットします。
- 運動療法への移行: 鍼治療で体が柔らかくなった状態で、条件2の筋力強化や条件3の姿勢再教育のための運動療法へスムーズに移行できるようサポートします。
猫背の根本改善を目指すなら、まずは
**「体が良い姿勢を取れる状態」**
を作ることが重要です。
長年の猫背でお悩みの方は、伊東市にある当院にご相談ください。
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院
- 電話番号: 0557-51-3663
- インターネット予約: [猫背・姿勢改善専門治療のご予約はこちら] (https://kenkounihari.seirin.jp/clinic/1195/reserve)
- 駐車場: 完備しております。
-
関連治療: 慢性肩こり、腰痛、自律神経失調症(姿勢と関連が深いため)





