「どんなに揉んでも、次の日にはまた元通り…」
「肩だけでなく、頭痛や手のしびれも伴うようになってきた…」
このような**「治りにくい肩こり(難治性肩こり)」**でお悩みではありませんか?
一般的な肩こりが筋肉の疲労や血行不良であるのに対し、難治性の肩こりは、体の構造、神経、そして内臓といった、より深い原因が複雑に絡み合って発生しています。
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院では、単なる筋肉の「凝り」ではなく、その背後にある根本的な原因にアプローチすることで、リバウンドしない体づくりをサポートします。
1. 構造的要因:姿勢の歪みによる「筋肉の持続的な損傷」
マッサージが効かない肩こりの大部分は、姿勢の歪みが原因で、肩の筋肉が常に無理な負荷を強いられている状態です。
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猫背・巻き肩: デスクワークなどで胸の筋肉(大・小胸筋)が縮み、肩が前方に引っ張られることで、背中側の僧帽筋が常に引き伸ばされて緊張します。
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なぜ治りにくい?: 凝っている僧帽筋を揉み解しても、姿勢の土台(縮んだ胸の筋肉)が変わらない限り、筋肉はすぐに元の緊張状態に戻ってしまうからです。
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ストレートネック: 本来あるべき首のカーブが失われ、頭の重さ(約5㎏)が分散されず、首から肩の筋肉に垂直に集中します。
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なぜ治りにくい?: 首の骨格の問題を改善しない限り、筋肉への負荷は24時間かかり続け、治療効果が持続しません。
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👉 鍼灸の役割:
硬く縮んだ胸部の深層筋や、ストレートネックで過緊張した首周りの筋肉に深くアプローチし、姿勢の土台をリセットします。
2. 神経・血管圧迫要因:「凝り」の裏に隠れた神経症状
肩こりが進行し、周囲の組織が硬くなりすぎると、神経や血管を圧迫し、しびれや痛みを伴う難治性の症状へ発展します。
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胸郭出口症候群: 鎖骨周辺の筋肉(斜角筋など)が緊張することで、腕や手に向かう神経や血管が圧迫されます。
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症状: 肩こりだけでなく、手のしびれや腕の冷感、脱力感を伴います。
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頚椎の問題: 首の骨の関節や椎間板の異常(頚椎症など)により、神経が刺激され、その痛みが肩や背中に「凝り」として錯覚される(関連痛)場合があります。
👉 鍼灸の役割:
神経や血管を圧迫している深部の原因筋(斜角筋など)に正確にアプローチし、筋肉の緊張を解除することで、神経への刺激を和らげます。
3. 自律神経・内臓要因:ストレスによる「全身の凝り」
体の構造とは無関係に、内側から発生する肩こりもあります。
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自律神経失調症: 強いストレスで交感神経が常に興奮していると、全身の血管が収縮し、肩の血流も悪化します。これが筋肉への酸素不足と疲労物質の蓄積を招きます。
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なぜ治りにくい?: ストレスによる神経の興奮が続く限り、血流不良が改善しないため、肩こりがリバウンドします。
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内臓-体性反射: 胃や肝臓などの内臓が疲労しているとき、反射的に特定の部位(例:肝臓の疲労が右肩に現れる)に凝りや痛みが現れることがあります。
👉 鍼灸の役割:
全身のツボを使って自律神経のバランスを調整し、交感神経の過緊張を鎮静化させます。
これにより、内臓の疲労回復や全身の血流改善を促し、体の中から凝りが戻りにくい状態を作ります。
治りにくい肩こりは、「ただ揉むだけ」では解決しません。
当院では、患者様一人ひとりのライフスタイルや体の状態を詳細に分析し、構造的な歪み、神経の状態、自律神経のバランスを総合的に整えるオーダーメイドの鍼灸治療を提供しています。
長年改善しない肩こりにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院
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電話番号: 0557-51-3663
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インターネット予約: [難治性肩こり専門治療のご予約はこちら] (https://kenkounihari.seirin.jp/clinic/1195/reserve)
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駐車場: 完備しております。
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関連治療: ストレートネック、自律神経調整、胸郭出口症候群