■ この記事は以下の人を対象にしています
・目の疲れ・かすみ・重だるさが続く
・パソコンやスマホで眼精疲労がつらい
・鍼灸を受けたいけど「何回で良くなる?」が知りたい
・仕事が忙しく、通院ペースの目安を知りたい
伊東市の鍼灸専門院として
論文データ+
からわかりやすく解説します。
■ 結論:多くの方は「1か月で6〜8回」で明確な変化が出ます
眼精疲労の鍼灸研究では、
● 週2回 × 3〜4週間(計6〜8回)
→ 症状の明確な改善が期待できるペース
→ 調節機能(ピント調整)や眼周囲の血流が整いやすい
● 1回目から「軽さ」「スッキリ感」を感じる人も多いという報告
ただし、根本的な回復は複数回の積み重ねで起こります。
当院でも
- 1・2回目:重だるさの軽減
- 3〜4回:かすみ目・焦点の合わせづらさの改善
- 6〜8回:疲れにくさの改善
という経過をたどる方が多いです。
■ 研究データから見る「改善までの通院回数」
眼精疲労を対象とした臨床試験では、
● Liuらの試験
- 週3回 × 4週間(計12回)で有意な改善
- 眼の疲れ・かすみ・重さが統計的に減少
● 他の大学研究
- 3〜4週間の継続で視覚機能が向上
- 自律神経・眼周囲血流が改善
● 即時効果を示した研究
- 太陽穴などへの鍼で1回でも眼周囲血流が上がる
つまり
「1回で軽い改善」
+
「1か月の継続でしっかり改善」
というのが研究から読み取れる流れです。
■ 当院の推奨プラン(患者様のタイプ別)
【① デスクワークが多い・眼精疲労が慢性的】
週2回 × 3〜4週間 → その後は週1回のメンテナンス
- 目の奥の痛み
- 首肩こり+眼精疲労
- ドライアイ傾向
最も改善しやすいパターンです。
【② 仕事が忙しく、通院回数を減らしたい】
週1回 × 5〜8週間
- 時間が取りにくい方向け
- 効果は出るが、改善スピードは少し緩やか
【③ 目の使いすぎで一時的に悪化した】
単回~3回で改善することも多い
- 寝不足・深夜作業・スマホ連続使用後の急性疲労
- 調節筋の緊張が主因のタイプ
■ 鍼灸で改善する理由(わかりやすく)
鍼灸は以下の生理的反応を通じて眼精疲労を改善します。
① 眼のピント調節筋への負担を軽減
→ 前頭部・側頭部の筋緊張が緩む
→ ピントの合いづらさ・かすみが取れやすい
② 眼周囲の血流アップ
→ 太陽穴・晴明穴などを使うと血流が上昇
→ 冷え・ドライアイ症状の軽減
③ 自律神経を整える
→ スマホ疲れで高ぶった交感神経を鎮める
→ 眼精疲労+肩こり+睡眠質が同時に改善
■ 鍼灸と相性の良いセルフケア
✓ 1時間に1回、10秒だけ遠くを見る
→ 眼のピント調節筋をリセット
✓ 首肩のストレッチ(特に胸鎖乳突筋)
→ 眼の筋肉と連動して負担が軽くなる
✓ 湿度と乾燥のケア
→ ドライアイ症状がある方に必須
当院でも施術中に簡単なケア方法をご案内しています。
■ まとめ:研究データから確実な改善を狙うなら「1か月の集中ケア」がおすすめ
- 1回目:軽い改善
- 3〜4回:日中の疲れにくさを実感
- 6〜8回:安定して眼精疲労が出にくくなる
研究データと臨床経験のどちらから見ても、
1か月(計6〜8回)
が最も効率よく改善できる パターンです。
眼精疲労でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院
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電話番号: 0557-51-3663
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インターネット予約: [自律神経・眼の不調治療のご予約はこちら] (https://kenkounihari.seirin.jp/clinic/1195/reserve)
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駐車場: 完備しております。