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立ったまま膝を伸ばすと痛い
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階段の下りや長時間立っていると膝の前がつらい
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しゃがむ動作や歩き始めでズキッとする
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レントゲンでは異常なしと言われた
このような膝の痛みで悩んでいる方は、
**膝蓋下脂肪体炎(ホッファ脂肪体炎)**の可能性があります。
膝蓋下脂肪体炎は、見逃されやすく、
「安静にしても良くならない」「何度もぶり返す」
という相談がとても多い症状です。
この記事では、
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膝蓋下脂肪体炎とは何か
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なぜ痛みが長引きやすいのか
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鍼灸や徒手療法での改善過程
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通院回数と頻度の目安
を、患者さん目線で分かりやすく解説します。
膝蓋下脂肪体炎とは?
膝のお皿(膝蓋骨)のすぐ下には、
膝蓋下脂肪体という柔らかいクッション組織があります。
この脂肪体は、
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膝を伸ばしたり曲げたりする際
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膝関節の動きをスムーズにする
重要な役割を担っています。
しかし、
✔ 膝を伸ばしきる癖
✔ 立ち姿勢で膝をロックする
✔ 階段・下り坂・スクワットの繰り返し
などが続くと、脂肪体が挟み込まれて炎症・過敏状態になり、
前膝の痛みとして現れます。
なぜ膝蓋下脂肪体炎は長引きやすいのか?
理由① 痛みを感じやすい組織だから
膝蓋下脂肪体は、非常に痛覚神経が豊富な組織です。
少しの刺激でも痛みとして強く感じやすく、
一度過敏になると回復に時間がかかります。
理由② 無意識の「膝ロック」が続いている
多くの方が、
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立つとき
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歩行の最後
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作業中
に無意識で膝を伸ばしきっています。
これが毎回、脂肪体を挟む原因になります。
理由③ 太もも・股関節の硬さが影響している
膝だけでなく、
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太ももの前後
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股関節
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足首
の動きが悪いと、
膝の前に負担が集中し、脂肪体炎が治りにくくなります。
鍼灸と徒手療法で改善していく過程
【ステージ1】刺激期(痛みが強い時期)
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膝を伸ばすと鋭い痛み
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立位や歩行で違和感が強い
👉 この時期は無理に鍛えません
鍼灸で痛みの過敏を落ち着かせ、
徒手療法で膝周囲・太ももの緊張をやさしく緩めます。
必要に応じて、
テーピングやパッドで脂肪体が挟まらない環境を作ります。
【ステージ2】回復期(痛みが減るが特定動作で残る)
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階段の下りで痛い
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しゃがみ込みで違和感
👉 膝だけでなく、
股関節・足首の動きを含めて負担を分散
「膝を伸ばしきらない使い方」を体に覚えさせます。
【ステージ3】再発予防期
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日常生活はほぼ問題なし
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忙しいと再発しやすい
👉 セルフケアと動作指導で、
繰り返さない膝の使い方を完成させます。
通院回数・頻度の目安
痛みが強い時期
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週1〜2回
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3〜6回程度
回復期
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週1回
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6〜10回程度
再発予防
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隔週〜月1回(状態により調整)
※状態を見ながら無理のないペースで進めます。
城ヶ崎さくら並木の鍼灸院
〒413-0231
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☎ 0557-51-3663
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「膝は年齢のせいだから…」
そう思って我慢している方ほど、回復に時間がかかります。
早めのケアが、将来の膝を守ります。