痛い場所や受傷理由をうかがった後は検査をしていきます。
スタッフ用(妻)に書いている部分もあるので面白い話ではないですが・・・
こんな検査をするのでご協力お願いしますという気持ちで退屈な文章を書いていきます。
腰痛治療の実際を知りたい方はこちらへ
鍼灸院にレントゲンやMRIは使えないので、手での検査がメインになります。
まずは座った状態で脚を組んでつらくないか診ます。
1つめのようにできればOK、2つ目のように固いと股関節が悪いんじゃないかな?(軽度なら)仙腸関節かな?と目星をつけます。
脚がこのような体勢にできない人も多数、とにかく腰痛持ちは股関節の動きがわるくなりやすい印象です。
反対側も同様に、おしりの筋肉を動かしています。痛みを避けて身体が傾く人も多いです、おしり周囲を柔らかくしないとなぁ・・・そんなことを考えながらの検査です。
そして座ったままで、次に立って腰を前後左右、左右ひねりをしていただきます。
座位は腰から上しか動かないため
立って痛く座って痛くない≒腸腰筋や股関節から下が悪いんじゃ・・・と推測します。
中腰から腰を伸ばすときに痛いと腸腰筋か椎間板の中にダメージがあるかも?
身体を傾けての立位、そして後屈すると痛むのは骨のつなぎ目が突き指みたいになっている(椎間関節の炎症)、骨周囲の筋肉が固いせいじゃないか?
ひねって痛いなら腰方形筋や腹斜筋など?傾いて立位、後屈平気なら小殿筋かな?
最後に目星をつけたらその部分を触ってみて確認します。
治療後のアドバイスに必要なため詳しく検査すればするほどいいのですが、痛みのため不可能の場合はすぐに治療に入り、検査は次回にまわします。